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臨床心理士と公認心理師の違いについて

臨床心理士と公認心理師の違いについてこの二つの違いなのですが、調べても上手く理解ができず困っています。今分かっているのは臨床が民間、公認が国家な事、扱う業務の内容が大きく異なることもない事。これしか分かりません。 なのでこの二つに関して何が違うのか、学校のカウンセラー等をするにはどちらの方が適しているのかを知りたいです。 もう1つ、心理療法以外の業務に関して。臨床心理士は「心理臨床実践に関する研究・調査とその発表」、公認心理師は「心の健康に関する情報の発信・提供」とネットに書かれていましたが、難しくよく分からないので噛み砕いた説明をお願いしたいです。 分かる方、お願い致します。コイン250枚です。

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916閲覧

知恵袋ユーザーさん

回答(4件)

  • ベストアンサー

    精神保健福祉士です。 わたしは精神科領域で働いており心理の専門家ではないのですが、周りに公認心理師を取った人が多いので回答します。 ・これまで心理の専門職は臨床心理士に限られていました。しかし、あくまで民間資格である以上、その有益性や資格は国が担保(保障)したものではなかったのです。 「これからは国で定めた資格を作ろう!」と新設されたのが公認心理師です。 上記の流れでできた資格なので、業務の内容が大きく変わることはありません。 質問者さまが似てるのになぜ?と感じるのも当然です。 ・では、なぜ今まで主流だった民間資格に対抗するように国家資格を新設したのか? それは国のメンタルヘルスへの意識の高まりが一番の理由だと考えられます。 これまで日本の精神科の病床数は他国に比べて多い割に、メンタルヘルスへの意識は非常に低い傾向にありました。 というのも、精神疾患と心理的ななんらかの表出(例えばストレスによる不眠)が混同されていたからです。 最近は、精神科医療と心理学的アプローチが峻別され、同時に広く受け入れられるようになってきました。 そういったことから、「国が決めたルールが必要ではないだろうか」と新しく公認心理師ができました。 ・以上のことから、学校のカウンセラーになるには、今後は公認心理師の方がより受け入れられるようになると思います。 現在は心理療法の多くは自費負担ですが、児童精神の分野では公認心理師によるカウンセリングが保険適用となったそうです。 ・心理臨床実践に関する研究・調査とその発表 →「カウンセリングや心理学的アプローチがこういう効果を出したよ!」とか、「こういう手法を考えて実践したらこんな効果があったよ!」とかいうことです。 ・心の健康に関する情報の発信・提供 →そのままです。メンタルヘルスに関する啓発活動を行うということだと思います。

    なるほど:1

  • 国家資格が否か

    ID非表示さん

  • 簡単に違いだけを羅列しますね。 ⬛︎ 臨床心理士 ・民間資格 ・心理に関する研究 ・医師と連携及び協力する。 (他業務内容は公認心理師と同じ) ⬛︎公認心理師 ・国家資格 ・情報発信(心理教育・心の保健) ・医師の指示に従う。 ・心理職配置加算がとれる。 ・診療報酬がとれる。 (他は臨床心理士と同じ) 臨床心理士は医者と連携するので、医者側からしたら使いづらいんです。そのため臨床心理士を国家資格にしよう!という話は消えました。 そこで誕生したのが、医師の指示のもとに使える公認心理師です。 公認心理師は病院でも診療報酬がついたり、専門職配置加算等で国からお金が入るので、今後は公認心理師が主体になるでしょう。 なので、カウンセラーも公認心理師の方が良いと思います。

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    なるほど:2

  • 長く心理士の国家資格がなかったため、心理学会等で希望していたのですが、医師会・学会等の反対でなかなか資格化できず、業を煮やしたある心理学者たちが作ったのが「臨床心理士」資格です。(1988年) 教育分野でスクールカウンセラーが求められたときに、信頼できる資格としては「臨床心理士」しかなかったため、「臨床心理士」があてられました。「臨床心理士」は、他の通信教育などの教養程度の心理士資格と違って大学院レベルの学歴と資格試験を取り入れているため信頼度が高かったのです。 大学院レベルというのは、医師に対して独立性を示したいということであり、医師会・学会等で反対していたのは、医師の指示の下で仕事をするのだから学卒で十分であるなどの議論があったりしました。 紆余曲折を経てその後、2017年に国家資格として「公認心理師」資格ができました。 国家資格ができたということでは、医療分野において保険診療面での手当てがされるということになります。それもあって、「臨床心理士」の多くが、現認コースで「公認心理師」資格を取得しています。 業務に関してそれぞれ定義づけていますが、その違いをあれこれ言っても仕方ありません。 「臨床心理士」も、「公認心理師」もそれなりの教育と研修を受けてきており、スクールカウンセラーとしてどちらが良いという比較は無意味です。 むしろ、個人の資質、スキルの違い、姿勢の問題の方が重要です。 私が危惧するのは、Gコースと言って、実際に心理職として実務を行っている人を対象に、「公認心理師」資格を認めていく仕組みのいい加減さです。 それについてはご質問とはずれますので申し上げませんが、心理検査もできないような人でも受験資格が認められてしまうということなどです。

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    なるほど:2

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