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トヨタ自動車の下請けなどの工場によく行きます。大きな工場だと大手の大型トラックをよく見かけてその中に自社便?で運搬しているトラックを見かけるのですが 大手の自動車部品などの会社はどうして部品などの運搬を 自社便で行わず運送会社に委託するのでしょうか? 大きな会社ほど運搬を運送会社に託してるようなイメージです。 自社でトラックを買い揃えてそこの社員で運搬した方がよほど運送会社に頼むよりも安く済むと思うのですが なぜなんですか?
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分かりやすく説明すれば、それを飛行機に置き換えて考えましょうか。 トヨタに限らず、例えば 自社便(飛行機)を出して、東京と大阪に運ぶのを想定した場合 1機飛ばすのにどれだけの「費用と時間と人」が掛かるのか? それをクリアするには、「毎回満載」で運ばなければ経費の回収は不可能です。ほぼ固定費なので。 しかし、それが共同便ともなれば、A社B社C社などの貨物を適量づつ運んでも満載に出来ますから、貨物量に悩む必要は有りません。 しかも、A社B社C社が自社便を出したと仮定すれば、 飛行機は3機 操縦士は3人 整備士も3人(あくまで仮定の話) 燃料も3機分…などなど、全てに3社分掛かりますが、それを共同便にすれば、固定費も流動費用もおおよそ3分の1で済みます。 更に車だと、車検や自動車保険や税金の負担など相当なお金が掛かり、修理や点検などに手間暇も掛かります。 それが共同便だと全く考えないで済むのです。つまり安いのです。 更に一般的な運用として、時間指定のラフな部品や取り扱いのラフな物は共同便にして、時間指定のシビアな物や取り扱いに注意しなければならない物は、自社便で納めるのが一般的です。 中には、重さや大きさで分ける事も有りますし、遠くの会社(工場)からの輸送は主に共同便で、近隣だと自社便とか、それこそケースbyケースですが。 それと大きく左右されるのは、 取引先(納品先工場)がたった1社…という事は、あまり有り得ないと思います。 トヨタの工場も、本社工場を含めれば12生産拠点と、関連会社(100%子会社)が6社を合わせれば、18生産拠点となり、毎朝8時に納品しなければならないのとすれば、18台のトラックと運転手が必要となります。 例えばの話です。 他にも、関連会社への納品も有りますから、それ毎に便を出していたら、大変なトラックと運転手が必要になると思います。 最近では、その運送会社そのものが、競争してそれぞれの便を立てるのは無駄だと考え始め、コラボレーションとして競合他社との共同便を立てる動きにもなっています。 専用便は、ケースbyケースを除いて、無駄だと思います。 倉庫だって、1社分だけの保管をしている倉庫会社は、皆無に近いと思います。
運送業の裏側ですね。 必要最小限の台数を社員(ドライバー)と共に揃えます。 あとは委託になる訳ですが、理由としては ・閑散期・不況時に台数削減しやすい。 ・雇用促進事業の1つ。 (1つの会社で運営するより、仕事として提供する事で雇用が生まれ易くなる言う経済学的な発想です。) これは、トヨタがデンソーやアイシンを自社としてでは無く子会社とした事で、営業や発展に自由度が増すと言うのと同じです。 日産はプリンスなどを吸収しましたが、今としては・・・何となく理解出来ませんか? 東京から離れた豊田市を中心に、豊橋、岡崎と言う愛知県の中心経済圏を担う街を戦後50年くらいで気付き上げた経済理論は素晴らしいですね。
デンソーはデンソーロジテムがあります。 あとトヨタ輸送がありますので、部品輸送は個別の会社で車両を持つ必要がないです。 これは日産、ホンダも同じです。 おそらくそれらの会社のアンダーで大手運送会社に頼んでいるのではありませんか?
機材を揃え、人材を確保し、運行管理者を置いて運行計画を立て、事故のリスクを負う 普通に考えて外注した方が安上がりです
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