解決済み
土木現場監督をしています。田んぼを造成し老人ホームを建築する現場なのですがこれから地盤改良をするにあたって土の試験を行いますが田んぼの土ではなくその上にあった畑の土を採取し試験を出してしまいました。 まず畑と田んぼの土の違いと強度はどちらが強いでしょうか。このままの試験結果で地盤改良すると建築物は沈んでしまうのでしょうか。 誰か詳しい方教えて下さい。
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一般的に配合試験を行う際は対象土を予め改良業者や設計者が検討し指定するのですが、それを適当に表土を採取し提出したという事ですね。 畑と田んぼの違いは私は分かりませんが作物を育てる土は比較的強度が出にくいです。何故なら畑などの肥料に使われる有機質土がセメントと相性が悪い為です。 では、質問者様が気にされている提出した土は何だったら良かったのでしょう? 答えは地盤改良をする深度内で『一番固まりにくい土』です。 何故そうなるかと言うと配合試験の計算の中に土質別に安全率が有り、固まりにくい土程求められる数字がシビアになります。 その中でも、ローム、有機質土、粘性土、砂の順で固まりにくいとされています。 1番固まらない土で計算しそれをクリアすればそれ以外はクリアするだろうという考え方ですね。 ただし、有機質土に含まれる『腐食土』が含まれる地盤は改良に向きません。いくらセメントを混ぜてもまったく固まらない様な結果が多く見受けられます。 以上の事から柱状図を確認し、ロームや腐食土、有機質土が記載されていないか確認して下さい。 その記載が表土付近であれば提出した土で良いと思います。 その他、配合試験によりセメントの配合量が決定したらその配合で六価クロム溶出試験をかける様に改良業者にお願いしてみて下さい。詳しくは後学のためにご自身で調べる事をお勧めします。 自己紹介が遅くなりましたが、杭工事を専門とする一級土木施工管理技士です。
「田んぼの土ではなくその上にあった畑の土」 もしかして表土のことですかね? それだと表面に15cm程度しかないので、 地盤改良の試料には出来ないと思いますが。
下の土の方が基本強いから、畑の土ということはより強度が出る可能性はあるけど、その土をなんであなたが採取したの?って思いますが。 地盤改良やを現地に呼んでボーリングなり、掘削して、調査してから地盤改良の検討をすべきじゃないですかね。建築工事だったらありえんよ。
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