解決済み
SESはシステムエンジニアリングサービスの略です。SEの労働力を提供するサービスのことです。 よく言われるIT業界は、労働力ではなくシステムや商品を提供します。 しかし、SESはSEの能力の提供、すなわち労働力を提供します。 労働力を提供するということは、すなわち客先に常駐して客先で仕事をすることに他なりません。月の大半を客先で過ごします。95%くらいです。 SEはシステムエンジニア全般を指すので、SIerのように請負でシステムの提供を目的とする人もいれば、社内開発で自社製品を開発する人も含みます。広義ではネットワークエンジニアやセキュリティエンジニアも含むでしょう。 それらとSESの大きな違いは給与差です。SESは労働力の提供、すなわち下請です。下請なので給与が低いです。さらに言うとSESの構造自体が健全ではありません。 多重下請構造で中抜きがされるのはもちろんのこと、SESは社員を客先に送り込むだけでお金が入ります。 月単価60万で社員を客先に入れ、社員には給与25万を支払います。残り35万は事務員や営業の給与となり、残りは社長はじめ管理職で山分けです。 人を雇えば雇うほど儲かる仕組みです。今は余程の無能でない限り、客先につけることは出来るので、SES企業は社員を増やすことに注力します。 そして社長達は不労所得のようなもので、遊んでるだけでお金が入ってきます。SESはあくまで労働力の提供なのでリスクなしで儲かります。プロジェクトを自分で立ち上げると原価割れなどのリスクがありますが、SESはすでにあるプロジェクトに労働力を提供するだけなので、ノーリスクで儲かります。 さて、私はSESは大嫌いですが、SESにもメリットがあります。SES上がりの人は少なくともプロ根性があります。(ない人もいます。) 社内開発しか経験せず、偏った知識とのほほんとした生活をしてきた人よりかは能力が高いことが多いかと思うからです。
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