簿記の問題の解説をお願いしたいです。

Question

簿記の問題の解説をお願いしたいです。受取利息に計上した金額のうち¥16000が、源泉税20%を控除した純額であったことが判明した。
決算整理前残高資産表は受取利息¥21000でした。

Answer 1

仮払法人税等 4,000/受 取 利 息 4,000

以下説明です。

この問題の税金の仮払処理 →つまり源泉徴収された税金は仮払法人税等で処理します。

ここでひとつ大切なことは20%という数値から金額を推定しなくてはいけないということですね、

受取利息100%
=源泉税20%+受取利息純額80%(16,000)

源泉税 20%を支払った後の純額を受取利息としているということは計上された¥16,000 は 全体の80%の金額だということになります。この純額16,000円+源泉税20%が本来の受取利息◯◯◯◯円という訳です。

受取利息の 100%の金額は、¥16,000 を 80 で割って 100 掛けることにより¥20,000 と計算できる。

受取利息の総額¥16,000÷80%=¥20,000

源泉所得税
¥20,000×20%=¥4,000

受取利息という収益と仮払法人税等は相殺してはな らないので本来は利息の受け取りと税金の支払いを相殺せずに次のように仕訳する必要があります。

現 金20,000/受 取 利 息20,000
仮払法人税等 4,000/現 金4,000

しかし以下のように誤った仕訳がなされていたと推定されます。

現 金16,000/受 取 利 息 16,000

このため冒頭に回答した修正仕訳が必要となるわけです。

仮払法人税等 4,000/受 取 利 息 4,000