解決済み
業務用ビデオカメラという括りがどこまでを指すかわかりませんが、30万円~70万円程度の業務機の範疇だと2機種に関して悪い印象を持ったものがあります。 「AG-HPX175」フルHD撮影のできる初期の業務機ですが、SONY HVR-Z1Jと同時期のものです。企業に導入されたカメラでICの不具合を何度も経験しました。 〇フォーカスが狂ったように暴れだし、AFにしてもMFにしてもノーコントロールになり、再起動で修正された。 〇ホワイトバランスをオートで撮っていた際、突然真っ青になって、これも修正が効かず再起動するまでコントロール不能になった。この症状は何台かのカメラで確認された。 〇バッテリー残量が200分残った状態で突然落ちてしまうという不具合。これは何台ものカメラで起こった。 これらの症状は、50台位同時に導入されたカメラで年間10件以上起こった不具合であり、信頼性を大きく欠く結果となり3年後ぐらいから徐々に廃棄されるに至りました。Z1Jなどがテープ記録だった時にP2カード記録はアドバンテージでしたが信頼性を失墜する結果となり、多くの業者からパナソニックの導入は経たれたと思います。 「AG-DVX200」現在でも現役の4K 60p撮影ができる4/3(フォーサーズ)センサーの上位機です。機能的な面ではとてつもなくよくできていて明るさが十分なところの撮影はクリアな発色で綺麗です。ただ、フォーカスやズーム、アイリス等のリング類の操作感はややスカスカした粘りのないちゃちな感じがあり、ソニーと比べると多くのカメラマンから不満の出るものでした。 この機器の最大の欠点は、暗所でゲインを上げた際のホワイトバランスの崩れです。Gを補正するためにマジェンタが強く表れ、編集で補正しようとしてもどうにもならないぐらいバランスの悪いもので、発色が破綻していると言ってもいいぐらいのものです。同時に撮影されたソニー機の特性の良さ(ゲインに左右されない安定した発色)が如実に表れる驚きの結果でした。2カメ撮影だったため色補正でごまかしがきかず、画像の一部にマスクを切って補正するという最悪の編集を経験しました。 一業者で何十台ものカメラを導入し、2カメ撮影などが行われる現場ではソニー機のように全モデルが統一した発色やトーンでまとまっているものは、カメラの世代が混在しても色合わせの心配がないなど、パナソニック(発色の異なる)の入り込む余地はないことにどこの会社も気付いているのです。IC系統の信頼性にしてもカメラのモデルごとの統一性にしてもソニーに遠く及ばないことがここ10年ほどでみな気づいてしまったのです。テレビ局にしても同じ考えでしょう。 個人で1台を持って作品作りをする上では様々な不具合も致命傷にはならないと思いますし、撮影条件次第ではソニー機より高画質な部分もありますので、パナソニックは個人をターゲットにする以外にないでしょう。
カメラの性能云々の前に、記録メディアや企業面の問題でしょう。 4K移行前のDVCPRO HD廃止や、P2HDのマイナー化等による客離れ、互換性の無さ。 岡山工事閉鎖という、業務用機器の低迷や、放送事業から撤退する可能性も否めないなど、企業として、これから先が不透明と言うところが、評判が悪くなる点でしょうか。 要は、全てにおいてソニーに持って行かれた、行かせた?と言うイメージです。 ソニーは、XDCAMがある程度普及してからHDCAMを廃止しました。 しかし、パナソニックは新たな規格を出す事もなく、しかもHDCAM廃止の前にDVCPRO HDを廃止し、タイミング的に後継規格として、恐らくほとんどの客がXDCAM、NXCAM化してしまった。 スーパースローカメラや、4Kカメラもソニーが優れており、その他の製品もほぼ独占状態。 なので評判が落ちていると思います。よって今、新規で採用している企業は、地域独占を防止する理由?と、入札価格?等で導入されているのではないでしょうか。
業務用ビデオカメラの世界は圧倒的にソニーがシェアを独占しています。 という事はトラブルがあったとしても、それに対応するのが早かったり なれていたり、部品がすぐ手に入るという利点があります。 Panasonicの業務用カメラはNHKなどでは伝統的に使われていますが あまり、そういった意味での信頼が高くありません
なるほど:2
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