まず、海外研修制度のある消防機関というのは、定常的には総務省消防庁くらいしかありません。 なぜなら、 ①各地域の消防本部は地方自治体の予算内で教育訓練をしていることから、海外へ送り出すような余裕はさほどない。 ②消防行政上、海外で研修した内容がそのまま国内に展開できないことが多い(特に救命士については医師法や救急救命士法の縛りがあるから) だから、個別の消防から海外研修に派遣するメリットがありません。下手に海外出張とか行かせると、それがとても真面目な内容であったとしても、オンブズマンから「使えない勉強のために海外主張は公費の無駄遣いではないか」と突っ込まれます。 そして、総務省消防庁で海外研修があり得るのはそれこそキャリア入庁者のような高ランクな人だけです。 もちろん、海外にも救命士の資格はあり、それを学ぶことは可能です。中には海外の救命士養成講座を体験できる学校もあるでしょう。 しかし、あなたが優秀で、海外の救命士カリキュラムを習得してきたとしても、国内では日本における救急救命士の資格がなければ救急救命士の活動はできず、その資格に認められる範疇でしか能力を発揮できない以上、スキルアップにはなりません。 国外で如何に優秀な救命士の資格を得てきても、国内でそのスキルが認められていない以上、それを使用することは違法行為となる。 そのようなスキルは個々の消防組織では全く評価されないのです。 それよりはよっぽど、海外の大学で勉強できる程度に外国語のコミュニケーション能力が高いことの方が外国人要救助者との意思疎通ができる点で評価は高いでしょう。
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ないと思います。 あくまで救命士は日本独自の制度なので、他国の資格も取りたいならそこでのルール(多分の国籍とか諸々いるこもあるかと)に従う必要はあります。 また国内の消防で海外研修できるところは聞いたことありません。 しかしJICAの派遣員として発展途上国に消防職員もして派遣され消防技術指導や救急に関することの指導を行うことは合ったりするのは聞いたことあります。
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