有利な就職先は成績順です。 厚労省の統計(平成21年~30年)によると 作業療法士 ・大学の国試合格は約85% ・専門学校のそれは約75% でも一般的な感覚は専門学校は忙しいけど大学は少しはキャンパスライフ。 専門学校と大学じゃ教員の資格が違います。どんなBF大学でも「勉強勉強で国試を突破して、就職は概ね有名病院。そこでしごかれてもっと勉強(研究)したくて大学院博士号卒の学歴を手に入れた。(そもそも勉強好きじゃないなら博士号とりません)」だから業界的に超有名人がBF大学の教授をしたりする。もちろん違う大学もあるけどね。 一方、専門学校は「ヤンキー(古いね)が一般的に在籍する高校を卒業して、国家試験は根性で突破。だから臨床じゃ使い物にならないから、よく言えば活躍の場をうつすヒトも一昔前なら当たり前。だって教員資格の要件は5年以上の経験だけですから。業界的に超有名人が教員していることはまぁ無い。 理学療法士協会/作業療法士協会は質の改善を図るために令和2年よりカリキュラムを変え難度化しました。ここで問題になるのは専門学校の教員です。はっきり言って難度化した内容に対応する能力が無いのが普通です。私の学校の先生は「因数分解を中学の時は無遅刻無欠席だけど習ったことが無い」と断言しました。でも理学療法学科の教員です。私は学問に王道なしは聞いたことがありましたが、学問に獣道あり、とは知りませんでした。 定期テストの問題は専門学校が「遠心性では動眼神経が(瞳孔括約筋を収縮させる)ことにより対光反射の(遠心性)部分を担っている」と国試レベルで成績をつけている一方、(国立大学卒業者の過去回答から)「対光反射を非線形微分方程式で表わし、また瞳孔が収縮する速度が拡張する速度のX倍速いことを示せ」だもの。 答えはウィキペディアを参照して下さい。「Dは瞳孔の直径をミリメートルで表し、φ(t-r)は網膜に達する光度の時間、φ=IAは輝度でルーメン/ミリメートル2乗倍で瞳孔のmm2乗の範囲に届く。rは瞳孔の時間で、神経や神経節シナプスの興奮にかかる時間を表している。dM、dD そして dt はM機能、瞳孔の直径 D 時間かtから導かれている。」というようなことが記載されています。 わかることは授業そのものレベルが違う。だから専門学校で真面目に勉強してもドコまで勉強すればいいかわからないし、わからないことを質問しても答えることが出来る教員がいない。ヤンキー上がりに非線形微分方程式理解はほぼ無理です。「国試に出ないよ」で終わりです。 実力さえつければと皆が言いますが、実力付ける環境は重要なんですよね。課題も緩い所で一人だけで同じ様なことは出来ません。大卒のコメディカルも増えています。医療はどんどん進んで専門性が高くなっています。大きくて超有名な病院は優秀な大卒を選びます。コメディカルの世界も学歴社会になりつつあります。貴方に限らずですが、他の大卒や専門学校の学生を超えて「貴方を採用したい」と思われなければ試験には当然落ちます。就職試験採用合否は総合点です。 給料待遇の良い病院は倍率が高くなります。定員オーバーになった場合、出身校、学生時代の成績、筆記試験、小論文で振るい落とします。面接は採用のための最終確認です。採用試験も上記の試験がすべてあるわけではありません。病院によって試験内容は違ってきますが、エントリーシートと面接のところはより出身校、学生時代の成績を重視するということですね。小論文、筆記試験、面接どれも甲乙つけ難い場合には成績や学歴で判断されます。 努力を証明できる最大の証拠は「成績」です。難関大学卒の優等生よりテストで高い得点を出せば、恵まれない環境下で覚醒して人財になった、という何よりの証明になります。逆にもし専門学校生と難関大学生が同じ成績なら「出身校に実績がある方が確実に活躍が見込めるから、そちらをとるよ。」になるのが普通です。これが成績が合否ボーダーあたりなら「伸びに期待して下さい」と言われても「いや、今、頑張れてないのに、将来頑張りますと言われても、、、」と困ります。 安いからと専門学校を選択する人がYahoo!知恵袋にいるけど、業界関係者からすると専門学校の広告に騙されていると思っています。あ、あなたは違うと思いますよ。実績と20年以上歴史がある専門学校だと思います。頑張ってください。
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