解決済み
特殊法人とは、特別の法律に基づいて設立された法人の総称です。 世間に多くある会社は「会社法」という法律に基づいて設立されていますが、特殊法人は例えばその法人のための法律があります。 普通の会社と違って特殊な法律によって作られているので特殊法人といいます。 例えば、UR(住宅公団)でしられる都市再生機構は「独立行政法人都市再生機構法」という法律によって作られています。 お札を発行している日本銀行も特殊法人です。日本銀行法という法律に基づいて作られています。 広い意味では、成田空港を運営している会社も今のところは特殊法人といえます。 かつては、公団、事業団、公庫など、色々な種類がありましたが、多くは独立行政法人に改組されたり、民営化されたり、統廃合されたりしています。 ほとんどの団体が、国の中央官庁の直接の管轄下にあり、(建前では)国の政策実行の一端を担っています。 競馬で有名な日本中央競馬会も特殊法人です。 また、地方公共団体の傘下にある特殊法人もあります。全国にある信用保証協会は「信用保証協会法」という法律に基づいて作られています。 仕事は、多種多様としか言いようがありません。 事業自体が金融、公営ギャンブル、住宅供給、中小企業政策全般など、とにかく色々で、組織が違えば全く内容も違います。 明らかに国の業務の代行のようなところから、民間と変わらないようなことをやっているところもあります。 国の機関なので営業ノルマが無いかといえば、実際にはノルマのあるところも少なくありません。(民間と競合しているところがあるのも事実です。) まずは、どんな特殊法人があるのかを調べて、それぞれがどのような事業を行っているのかを調べていってください、としかアドバイスできません。
なるほど:1
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