全然違います。 差は過去問をひたすら解いて 受かるか受からないかの差です。 2級は過去問を繰り返し 3周くらいやった上で法規をある程度頑張れば ほぼ受かります。 1級でそれをやっても まず不合格です。
建築士試験は、一級建築士も二級建築士も一次試験(学科試験)と二次試験(製図試験)があります。 二級建築士試験の学科試験は、試験時間6時間で、計画・法規・構造・施工の4科目で各25問、計100点満点の試験です。合格ラインは各科目過半数かつ、総合点で60点以上となります。 毎年の合格率は約40%ですので、その学科試験合格者が、2か月半後に実施される製図試験に挑戦し、その合格率約50%にも合格した受験者が、二級建築士資格が取得できます。よって、一次試験と二次試験の両方に合格できる合格率は約20%となりますが、きちんと勉強している受験生にとっては合格できない試験ではありません。 一方、一級建築士の受験資格は、二級建築士または大学や専門学校の建築学科の卒業者となりますので、二級建築士の受験資格である工業高校卒または実務7年以上の受験者とは、受験者の質がもともと違います。 東大卒などの国公立大学卒業者は、二級建築士はほとんど受験せずにいきなり一級建築士を目指してくるので、一級建築士の受験者は二級建築士の受験者とは比べものにならないくらいの受験者レベルが圧倒的に違います。 さて、一級建築士試験の学科試験は、計画・環境設備・法規・構造・施工の5科目125問を6時間半の試験時間で解答をします。この一次試験の合格率は約17~20%になりますが、この合格者が2ヶ月半後の二次試験に挑戦しますが、この二次試験の合格率は約40%ですので、一次試験と二次試験の両方に合格できる合格率は、7~8%ほどとなります。 つまり、一級建築士は、二級建築士と違い、受験者のレベルが段違いに違う上に問題の難易度がものすごく高いのですが、正答率70%~78%ほどと合格ラインも非常に高いのです。 また、過去問の出題率も二級建築士は80%ほどなので過去問だけを学習していれば合格できますが、一級建築士の過去問からの出題率は60%ほどしかありません。つまり、過去問だけを学習していても合格できないのが一級建築士なのです。
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