解決済み
産業カウンセラーと産業心理カウンセラーは別物なんでしょうか。 仕事をしている方々の心のケアが出来る仕事に就きたいと思っています。
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産業カウンセラーは、産業カウンセラー協会が認定し呼称する資格です。 約120時間の実技指導等と実技試験、筆記試験を行います。 今では、心理系資格も国家資格(公認心理士、キャリアコンサルタント)ができましたし、臨床現場を主に活動する臨床心理士などは、これまでの心理系資格の中で社会的信頼もある資格ですので、産業カウンセラーはそれと比べると、歴史的には由緒ある資格ですが、現在ではそのような専門資格の誕生により、多少立ち位置は変わってきている部分があります。 しかし、国家資格ができるまでは、厚労省が、企業や組織の労働衛生委員会の設置義務における専門家の配置には、産業医、保健師、看護師、産業カウンセラーと明記しており、産業現場の心理専門家として社会的地位とまでは言い過ぎかもわかりませんが、認識としては、充分認められた資格です。 産業カウンセラーで仕事とするには、さらにその上のシニア産業カウンセラーの資格を取りつつ、継続的に協会の主催する講座でブラッシュアップする必要がありますが、産業カウンセラー単独で職業になるほどの地位はありません。 たとえば、長らく教員で定年退職した方、企業の役員経験の方で定年退職した方などが、産業カウンセラーを持つ中で、スクールカウンセラーや企業の雇われ常駐カウンセラーとなる場合がありますが稀なケースです。 産業カウンセラー協会は、一般社団法人です。養成講座を受けて、試験に合格しても協会に所属しなければ「産業カウンセラー」と名乗ることはできません。 他の回答者が、簡単に取得できるという内容を書かれていましたが、実技トレーニングは厳しく、途中で脱落する方もいらっしゃいます。特に、「過去に自分自身メンタル不調の経験があるので、資格をとって誰かを助けたい」という方などは、その指導の緊張感と厳しさにギブアップしたり、試験に落ちてしまう方も少なくありません。メンタルの勉強をしているのにメンタル不調になってしまうことさえもあります。 カウンセラーになって、相談者がカウンセリングルームに来て、「ありがとうございました」と笑顔でルームを出た後、建物から飛び降りて命を絶つというケースもないわけではありません。そういう人の気持ちを見立てることができるか、生半可な気持ちと技術では、卒業できないはずです。命と関わる資格です。 産業カウンセラーはそういうカウンセラーを養成するために講座です。心理学の勉強をするだけのところではありません。 一方、「産業心理カウンセラー」は、株式会社キャリアカレッジジャパンが運営する民間資格です。産業カウンセラー協会の産業カウンセラーの認知度、信頼度とは比べられません。こちらは、ある程度、心理学のことを知ることができ、カウンセリングのことを知ることができるという資格で、実際にクライアントに使ったり、どこかで採用してもらったり、履歴書に書いたりするような資格ではないと思います。
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どっちも名前がちょっと違うだけでほとんど同じです。詐欺やインチキのたぐいの検定試験です。 つまり、お金さえ払えば短期間で取得できる程度の民間検定試験です。 そういった民間の心理系資格って、お金さえ払えば短期間で取得できます。そもそも講座受講料と受験料を目的としただけの資格商法です。お金と時間の無駄です。やってはいけません。 取得しても心のケアができる仕事には就けません。 心のケアができる仕事は精神科医くらいです。民間の資格じゃそもそも相手にされませんよ。 あるいは、臨床心理士か公認心理師を取得してください。いずれも大学で心理学を専攻して、その後大学院まで進学して専門の研究をしなければなりません。 参考までに。 産業カウンセラー https://moguchan.info/entry119.html 臨床心理士 https://moguchan.info/entry102.html
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