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日商簿記1級の勉強中の質問です。

日商簿記1級の勉強中の質問です。年金掛金の拠出、退職一時金の支給、年金からの支給の3つの仕訳で、最後の年金からの支給のみ仕訳なしとなるのですが、それぞれどう言う意味を指しているのですか?

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回答(2件)

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    「年金資産」は退職金以外では使うことが禁止されているので、貸借対照表に計上することができません。そのため年金資産が増えた場合は借方項目として「退職給付引当金」を使うことになります。 しかしそれではわかりづらいので、説明上わかりやすくするために「年金資産」という架空の資産科目を使ってみます。 年金拠出時→年金資産を積み立てる=年金資産が増える 年金資産100/現金預金100 本当の仕訳→(退職給付引当金100/現金預金100) 退職一時金の支給→これは債務が減るだけ 退職給付引当金100/現金預金100 年金からの支給→年金資産から退職金を払うので年金資産を減らす 退職給付引当金100/年金資産100 本当の仕訳→(退職給付引当金100/退職給付引当金100) つまり「年金からの支給」は相殺してしまうことがわかります。 なので仕訳は不要なのです。

  • 退職給付引当金の話ですよね。 そもそも、退職給付には色んな制度がありますが、試験で出てくるのは「退職一時金制度」と「確定拠出年金制度」です。 そして、「退職給付債務−年金資産」をした残額(年金資産を引いた後の退職給付債務)を退職給付引当金として計上します。 補足・・・年金資産とは、退職給付の支払いのためだけに外部に積み立てたものです。退職給付債務とは、現時点で発生していると認められる退職金の総額みたいな感じです。 まず、退職一時金の支給ですが、 退職給付引当金××/現金×× みたいに仕訳を切ると思います。これは、まず、「退職一時金制度」で、会社が退職者に直接、退職金を払うことです。なので、貸方に現金が来ます。 借方に引当金が来るのは、上記で説明したように「退職給付債務−年金資産」で引当金を計上するからです。退職金を払ったので、退職給付債務は減ります。 年金掛金の拠出は、 退職給付引当金××/現金×× と仕訳を切ると思いますが、これは、「確定拠出年金制度」の事で外部に年金資産を積み立てたと言うことです。年金資産が増えれば、退職給付債務との差が減るので引当金が相対的に減ります。なので、借方に引当金が来ます。 年金からの支給ですが、 仕訳なし だと思います。これは、「確定拠出年金制度」の話で、外部に積み立ている年金資産から退職金を払ったという事です。何故、仕訳を切らないかというと、退職金を払ったことにより、退職給付債務が減るのですが、これと同額を年金資産から払っているので結局、その差額である引当金は変わらないからです。なので仕訳は切りません。 イメージしやすいのは、T字勘定書いてもらって、借方に年金資産(資産なので)、貸方に退職給付債務(負債なので)を書き、年金資産<退職給付債務の差額を引当金と書くと分かりやすいかと思います。あとは、テキストとかの数字を適当に当てはめてみて下さい。 分からない所が有れば言ってください。

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