大手流通業で従業員1,000人以上企業(イオン 日立物流など)と金融業で従業員1,000人未満企業はどちらが学生の就職に…

Question

大手流通業で従業員1,000人以上企業(イオン 日立物流など)と金融業で従業員1,000人未満企業はどちらが学生の就職により不人気ですか？

Answer 1

流通業は、大手・中堅にかかわらず学生の就職に不人気なので、大手流通業で従業員1,000人以上企業(イオン 日立物流など)のほうが就職に不人気だと思います。

http://sites.google.com/site/kougakukanoumaker/Home/shinsoewesstidtejci322dkingu/syusyokunanido000001

http://sites.google.com/site/kougakukanoumaker/Home/shinsoewesstidtejci322dkingu

参考
マクロ的な見方です。つまり、2.14倍という数値から見れば、今年も新卒者有利の売り手市場ということになるのでしょうが、企業規模別、業種別で見ると、かなりの“格差”がはっきり見られます。

★企業規模別の求人倍率は、
・従業員1,000人未満企業： 4.26倍（2008年卒 4.22倍 2000年卒 1.55倍）
内 金融機関 信用金庫など 1.23倍
内 製造業の化学 2.63倍
中堅 2.21倍
零細 5.15倍
内 食べ物メーカー 2.42倍

・従業員1,000人以上企業： 0.77倍（2008年卒 0.77倍 2000年卒 0.52倍）
同じ従業員1,000人以上大企業であっても業種でかなり求人倍率の格差がある。
内
製造業の自動車・自動車部品 3.23倍
トヨタ自動車 0.11倍
大手 0.91倍
準大手 7.50倍

内 流通業 4.12倍

内 金融業 0.06倍(特にウルトラ買い手市場)

★業種別の求人倍率は、
・製 造 業： 2.64倍（2008年卒 2.64倍 2000年卒 1.21倍）
内
自動車・自動車部品 3.23倍
内
トヨタ自動車 0.11倍
大手 0.91倍
準大手 7.50倍

電気機器 3.54倍
内
ソニー 0.13倍
大手 0.92倍
準大手 3.62倍
中堅 7.39倍

化学 0.67倍
内
財閥 0.06倍
中堅 2.21倍
零細 5.15倍
・流 通 業： 7.15倍（2008年卒 7.31倍 2000年卒 3.19倍）
内 1000人以上 4.12倍
・金 融 業： 0.35倍（2008年卒 0.39倍 2000年卒 0.54倍）
内
上位金融機関 0.06倍
信用金庫 1.23倍
零細 4.63倍
・情報サービス業： 0.75倍（2008年卒 0.72倍 2000年卒 0.33倍）

史上最高の求人倍率でありながら、従業員1,000人以上の企業（いわゆる大企業 特に金融業）への就職はやっぱり買い手市場だという現実(特に金融業 求人倍率0.06倍)がはっきり示されています。同じ従業員1,000人以上大企業であっても業種などでかなり求人倍率の格差がある。
同様に、流通業は一人の学生に対して7名以上の求人がある、超売り手市場である一方で、金融業では0.35倍と、学生3人に対してやっと1人の求人枠がある程度という買い手市場だということが判ります。