既に皆さん回答されていますが、 確かに野生生物の種の保護を直接専門とするのは「保全生態学」ですが、この専攻は旧帝大クラスの大学の農学部以外には少ないと思います。 (検索したら出てきたのは東大、京大、北大、九大、筑波大、やや易しいのは岩手大、静岡大、三重大、滋賀県立大、私学なら東京農大、東邦大といったところのようです。) それ以外でも進むべきは農学部か、理学部の生物学科の「生態学」の専攻になります。 つぶしがきくと言う意味では、先の回答のように、野生生物の保護だけを専門にするわけではありませんが、獣医学科に行って獣医の資格を取るというのもあると思います。 (ただし、日本の獣医の資格では、よほどの途上国以外には外国では働けません。改めてその国の国家試験に合格する必要があります。) 海外で働く、ということだと、 1年くらいの見習いで良ければ、ワーキングホリデーでその国の野生生物保護のNGOでインターン、なんてことはあるかもしれませんが、 その国の正規のスタッフで、となると、いっぱしの「研究者」になってその国へ研究に行き、その一環として保護活動に携わるか、獣医の資格くらいないと厳しくなります。 ただ、アフリカくらいになると、国によっては就労の条件も緩いので、以前TVで現地のサファリツアーの会社に雇われて、日本人向けガイドをする一方で保護活動もする、という人が紹介されていました。 このような専門性の高い分野は、職人と同様、腕が上がるにつれて入ってくる情報も増える、という特徴がありますので、まず大学に入って研究者としての評価が高まれば人脈もできるし、いろいろな話も入ってくるようになります。 質問者さんは今は何をやっていますか?寝床の中で考えているだけじゃなくて、地元で野生生物の保護などをやっている団体などあれば参加してみましょう。そうすると活動の実態もわかるし、専門家と知り合う機会もできます。自分で動かなければ視野は広がりません。「何も動かなければ、何もわからないのは当たり前」と考えてください。 地元で学校の先生なんかをする傍ら、地元の生き物の保護に尽くしているような人も少なくありません。
現時点では、コスタリカ、アフリカのうちケニア、タンザニア、ボツワナ、ウガンダでは(ほぼ)不可能です。 これらの国では、獣医師か研究者以外の立場では外国人が絶滅危惧種に関係することを「職業」とはできません。例えば保護区や国立公園などの職員はすべて「国家公務員」で国籍・市民権がないとなれません。獣医や研究者についてもかなり厳しい制限があります。他のアフリカ諸国は情報すらなかなか手に入りません。 私が住んでいるオーストラリアだと、獣医師になるか、植物学、動物学その他関連分野での研究者になる以外方法はありません。この国の場合は、働く為にはTSSというビザが必要ですが、単なる「職員」はこのビザの対象ではないのです。獣医師なら、オーストラリアの大学の獣医学コースを修了しなければなりません。期間が長く、学費も非常に高いので、まずは家庭が裕福であることが絶対条件です。また、卒業しても最初から野生動物関連の職につくことはまず不可能で、永住ビザを取得するまでは一般的な獣医師として働く必要があります。その間にせっせとボランティア活動に勤しんでいればもしかしたらチャンスが・・という程度に思って下さい。研究者の方は、大学、大学院とも日本でも大丈夫ですが、「研究者」としてこちらの研究機関にポストを見つける必要がありますね。
なぜ海外なんでしょう? 日本にも絶滅に瀕している動植物は沢山あります。 先ず動物なのか、植物なのか、魚介類なのかを選び、それにふさわしい学科がある大学で勉強しましょう。 海外なら日本の大学を出た後、大学院で海外へ留学するのが良いでしょう。 大学院まで出て何本も論文を書き、博士号まで取らないと海外では働けないと思います。 そこまでしないと活動をする上で必要な費用をスポンサーから引き出せないでしょうし、お金が無いと仲間を募って活動も出来ません。 単にお手伝いなら日本人で無くても現地の人で事足ります。 あなたの志は素晴らしいと思うので、大学へ行きながら日本の絶滅危惧種の勉強をして、それを守ろうとするNPO団体等でボランティアをする事から始めたらどうですか? それも将来につながると思います。 頑張って下さいね。
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基本は保全生態学を扱っている研究室があるところが良い。とは言っても、動物なのか、植物なのか、菌類なのか、何が強いかは調べてみないことには分からない。一方で獣医になって環境省などに入り、そちら方面で保護するということもできる。 自分が気になる仕事をしている人たちに自ら連絡をとって、何が必要なのか見て聞いて情報を引き出すのが良いだろう
2人が参考になると回答しました
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