医療機器の専門商社（営業）は、他業界の専門商社と比べ激務になりますか？

Question

医療機器の専門商社（営業）は、他業界の専門商社と比べ激務になりますか？自分は循環器系の専門商社に内定をいただいております。
ご意見いただければ幸いです。

Answer 1

内資系医療機器メーカー勤務です。

医療機器の専門商社には2種類あります。

①海外メーカー製品を仕入れて、正規代理店として日本国内に拡販する。
国内の立ち位置はメーカーに近いです。

②卸と同様の動きをします。
業界内ではディーラーと言われてます。
病院に訪問して不足した物品の注文を受けたり、納品する事がメインの仕事です。

①②共に循環器系は激務です。
特にカテーテル関連は激務です。
ただ、身を滅ぼす程ではないです。

他の回答者さんが大きな誤解を与える記載をしてるので補足します。

ディーラーは使い走りではありません。
医療業界のディーラー立ち位置は今と昔で違います。
昔はメーカーの金払いが良かったですし、院内情報も簡単に手に入ったのでメーカー優位でした。
それこそディーラーは納品と雑用だけやっとけ位の時代はありました。
今は無駄な接待等は公取で禁止されてますし、病院の情報も簡単には手に入りません。
そこで、ディーラーと上手く連携を取り、採用まで持っていくのが主流です。
古い考えのまま切り替えられないでいる50代～60代の営業は単純に製品力が強いからやっていけてるだけの話で、他メーカーが更に良い製品を出せば簡単に切り替えられます。
内心でどう思うかは個々の考えですが、ディーラーを使い走りのように扱うと、苦労しますよ。

Answer 2

外資系医療機器メーカーに勤めています。この業界には30年近くいます。

医療機器の専門商社と言っている会社には2種類あります。
最初に、海外の医療機器メーカーで日本法人が未だ存在せずその会社の日本代理店を行う専門商社と日本で取り扱われている医療機器を取り揃えその地域の医療機関に販売を目的を主なビジネスをする専門商社です。

前者は日本ではメーカー的な立場です。後者は地域の大学病院等医師の御用聞き的立場です。

前者は扱う製品によっては多忙ですがキーとなる医師との信頼関係構築が出来達成感もあります。後者はただの使い走りと業界では思われただ多忙なだけです(本人たちはそう思っていないけど)。

前者の本社の多くは東京にあり、後者は地方都市に本社があります。