ビジネス本を読めば給料の倍の売上が必要って書いてあったりします。要するに500万の給料が欲しいなら1000万円稼げということです。 理学療法士/作業療法士一人が令和の時代にどのくらい稼げるのか算盤です。ここで必要とされるのは資格だけなので、50歳のベテランも21歳の新卒も同じ売上です。ベテラン加算は存在していません。 仕事内容は、「うちの爺ちゃん、若い先生が週に1回来て、マッサージしてもらって、楽しそうに散歩している。腰痛いからと近所のマッサージ屋に連れて行け1回2980円。送迎の手間もかかる。家に来て貰って、40分しっかりしてもらって、これで1割負担で600円ちょっと/回」なんかもあります。 事務仕事は戻ってからするとして、患家一件当たりの単価は40分で6,040円です。20分は移動に使うとしたら、8時間勤務なら8件で48,320円/日、下町とかで利用者様が密集している地域なら一日9件以上も当然可能だけど現実的な話で進めます。短期集中リハビリテーション実施加算 2,040円/回、とかプラスアルファを加えずの概算です。 年間休日の最低ラインは1日8時間勤務の場合で105日と計算されます。これに有給休暇の5日義務化が加わり110日、よって265日が労働可能日数 よって、加算を計算せずに12,804,800円/年を稼ぎ出す。ここに加算が加わるし、お休みでの減算もある。だからあくまでも目安。でも厚労省が在宅へと進めているので(地域性はあるけど)卒業した方の次が埋まらないと言うことはまぁない。 あり得ないですが、短期集中リハビリテーション実施加算を全件でつけることができるなら、プラス4,324,800円/年、だから(計算してね) *:加算には、短期集中リハビリテーション実施加算/リハビリテーションマネジメント加算/サービス提供体制強化加算等があります。 さてこの令和2年においてリハ職は給料安い業種と思いますか?
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