3級は、学部で習う内容を理解していれば合格出来る筈ですが、2級ではそうはいきません。 基本的に設計経験が豊富な方が有利な試験です。理論だけで何とかなるものにプラスして、経験が有ると解答時間を短縮出来る様な設問があります。 特に、大型構造物の設計経験が有ると有利です。だいたいの大きさ・鋼材寸法などを(経験に照らして)あたりを付けておいて、その上で計算すると選択肢から適切に短時間で選べたりします。 それまで、私は小型の量産品の設計しか経験していなかったので、形鋼を溶接して製作する鋼構造物などには疎かったので苦労しました。 現在は、多少の製缶品や鋼構造物も経験していますので、2級の過去問を見ても難易度は当時程には高く感じられません。 もし、大型構造物の設計経験が無ければ、心して取りかからなければならないでしょう。逆に精密部品の設計経験や大量生産品の経験は、あまり問われません。 > 3級の難易度と比べてどのくらい変わるのでしょうか。 3級と比べる対象にはなりません。学生向けと、実務経験者向けです。ベースが違い過ぎます。 以下、余談です。 1級を受験するつもりでしたが、業務の都合で機会を逸し、受験を見送ってから年月を経てしまいました。(引退後、話のネタに、受けようかなと思っています。1級は、2級以上にプラントなどの構造物の設計経験が必要な設問有り。)
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