面接で長所と短所って結び付けなくてもいいですか？

Question

面接で長所と短所って結び付けなくてもいいですか？例えばコミュニケーション能力が長所、行動力が短所とか

Answer 1

大学生の就職アドバイザーをやっています。
この二つは、むしろ、結び付けない方がいいです。たとえば、長所＝粘り強い、短所＝しつこい など同じ軸で説明すると、どこで線を引くのかを、答えづらくなります。実際、「粘り強いつもりで頑張っていたのに、しつこいんだねと言われたら、どうしますか？」と聞かれた学生がいます。
長所と短所がバラバラなら、こういう質問は聞かれません。
ただ、コミュニケーション能力が長所、行動力のなさが短所は、どうでしょう？ へたすると「口先だけで、何もやらないじゃん！」ととられてしまいそうです。
短所を探す時は、「この仕事、向いていないなぁ」、「これはやりたくないな」というものをイメージして、「そこで求められるものは、持っていない」と分析するといいですよ。
たとえば、「営業はやってもいいけど、経理とかつまんなそうで、嫌だなぁ」と思ったら、「決まったことをきっちり正確に継続してこなすのは、苦手」を短所にする、といった具合です。
長所（たとえばコミュニケーション力）とはかぶらないし、「いや、経理じゃなくて営業志望なんでしょ？ なら、問題にならない」と志望動機にも傷がつきません。