解決済み
映画のスタッフについて質問です。エンドロールのクレジットで、以下のような表記をよく見ます。 美術 〇〇 美術助手 〇〇美術見習い 〇〇 美術応援 〇〇 美術助手応援 〇〇 美術製作 〇〇 美術進行 〇〇 美術協力 〇〇会社 とありますが、これらの仕事は具体的に何が違うんでしょうか?また、どういった人がやっているんですか?皆さんその本職の方なんですか? 下3つを除くと、偉いとか偉くないとかなという感じがしますが… 例はシンゴジラのパンフレットから引っ張って来ました。照明助手とか撮影応援とかも同様です。
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自分は美術部ではなく照明部ですが、分かる範囲でお答えします。 美術というのは監督、カメラマンと同じで画面内に映るもの全てを司るポジションで、美術部のトップです。美術デザイナーと言った方が分かりやすいかもしれないです。 脚本を読み、監督との打ち合わせの後映画に合わせた美術プランを考える人です。 その美術プランを実行するのが美術助手です。美術助手でも大道具と呼ばれる人たちがセットを建てる人で、小道具、装飾と呼ばれる人たちが日常品などを設置する人です。 美術応援というのは基本的は映画はどの部署も組ごとに全ての撮影に参加するレギュラーの面子がいますが、シーンによっては人手が足りないので、撮影の中の数日来てもらう人たちです。 美術見習いは助手ほど歴がなく、同じ動きができない若手などがそう呼ばれます。学生を使ったインターンの可能性もあります。 美術製作と、美術進行は僕も詳しくはないのですが、基本的には美術部は他の部署よりも前乗りなどが多いのでそういった部分でのスケジュールや機材の管理なのかと思っています。 美術協力〇〇会社というのは機材を貸している会社のことを言います。 これは撮影や照明も同じです。 ちなみに車両という一括りにされることもあるポジションですが、その中には撮影、照明、特機、美術のトラックを運転する人たちも含まれていることがよくあります。 彼らは各部署の助手とまでもいかないまでも現場での搬入、搬出、機材管理等含めて各部署のスタッフと同じような動きをしています。基本的にはトラック含めて機材屋の人間です。 多くの映画では各技師がそのドライバーを指名することもしばしばです。相性とか動きがわかっているとかがありますからね。 映画の現場は実際に見ないとその人たちが何をしているのかわからないこともありますが、それぞれ名称が違ったり、クレジットされる順番にこだわるのは各部署のスタッフがプライドを持ってやっていますし、どの役職もなくてはならないです。 なのでクレジットが長い映画、あるいは文字数が多い映画はそれだけ大規模な映画ですね。
なるほど:1
ようするに、派遣ですよ。 学生もいます。
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