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歯学部2年の者です、将来は口腔外科医になることを目標としています。

歯学部2年の者です、将来は口腔外科医になることを目標としています。しかし、 口腔外科は耳鼻咽喉科や頭頸部外科、形成外科など多数の医科診療科と守備範囲が被っていると見ました。 ・口腔がん、接触嚥下障害は耳鼻咽喉科、頭頸部外科 ・顎骨骨折、癌切除後の再建術は形成外科 ・口唇口蓋裂は形成外科、小児外科 口腔がんでも頸部リンパ節郭清が必要となれば歯科医師免許である口腔外科医には難しい(不可能?)かと思います。 しかし、顎骨骨折の咬合の回復は口腔外科の得意分野(というより、医科の医師では噛み合わせについてはわからないの)ではと思います。 ここまで口腔外科が医科と領域が被っていると、口腔外科医は抜歯や顎骨嚢胞摘出などしかできないのですか? 医科と歯科が選べるなら患者さんは医科を選びますよね。 自分は、口唇口蓋裂の治療に携わりたく口腔外科医を目指しましたが、このままでは叶いそうにない気がします。 (口唇口蓋裂の治療も審美性の問題となれば形成外科に軍配があがる気もしますが、、、、) 実際の医療現場では口腔外科はどのような治療、手術を行なっているのでしょうか。 ご教示ください。

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知恵袋ユーザーさん

回答(3件)

  • ベストアンサー

    口腔外科専門医です。ご指摘通り、口腔外科は耳鼻咽喉科や頭頸部外科、形成外科など多数の医科診療科と守備範囲が被っています。 しかし、実際には 口腔がん、顎骨骨折、口唇口蓋裂は歯科口腔外科がメインで治療を行っている施設が多いかと思います。 私のいた施設では、口腔がんは咽頭にかかるものは全て耳鼻咽喉科にお願いしていました。舌がんや口腔粘膜がんは初診の科が診るという感じでした。頸部廓清は普通に行っていましたよ。また簡単な再建(D-P皮弁など)は普通に行い、血管柄付腓骨皮弁などは形成にマイクロを含めてお願いしていました。 顎骨骨折は、歯科口腔外科の独壇場でしたね。口唇・口蓋裂は形成外科との共同手術が多かったです。 逆に私のいた施設では、縄張り争いと言うよりは、トラブルを避け譲り合いが多かったようにおもいます。耳鼻咽喉科のオペの顎骨離断・再建のみお手伝いしていました。

  • 歯科医師です。 その病院の耳鼻科と口腔外科の力関係で変わる場合が多いのですが。 私の知り合いの口腔外科の歯科医師は癌の手術も行い、当然頚部郭清から再建(マイクロスコープ下の再建)を行っています。でもがんセンターでは耳鼻科の先生が頭頸部の癌を一手に担当し、口腔外科はあまり手を出しません。 口唇口蓋裂も形成外科の先生が主にやっているところと口腔外科の先生がやっているところがあります。口唇口蓋裂もホッツ床など歯科が関連する場合も多いですよ。

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  • 総合病院や大学病院の口腔外科では、上顎埋伏歯やその他全身麻酔が必要な抜歯手術、小児の全身麻酔が必要な歯科手術が行われています。 口唇口蓋裂は口唇裂、口蓋裂、顎裂で分けてオペをする施設もありまして、形成外科や小児外科が担当するのが多いイメージです。 小児科看護師の1意見としてですのでご了承ください。

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