司法書士試験の受験を検討しております。インターネットで検索するとすぐにでてくるNewton講座について教えてください。

Question

司法書士試験の受験を検討しております。インターネットで検索するとすぐにでてくるNewton講座について教えてください。地方に住む42歳の会社員です。司法書士試験の受験を検討しており、Newton講座について興味を持っています。内容を読みますと、確かに画期的な勉強法と思われますが、実際に受講して合格された方の感想をお教えください。できれば、本講座のみで1回受験での合格を視野に入れております。人それぞれの能力の差もあるかと思いますが、当方、社会保険労務士・行政書士・宅地建物取引主任者・CFPの資格保有し、すべて独学にて勉強しました。さすがに、司法書士試験について、独学は危険かなと感じております。いろいろな方の意見を参考にさせていただきたく、よろしくお願いいたします。

Answer 1

ＴＬＴで失敗した者です。

あのソフトは誤植が多すぎます。
実際に購入後、定期的にＣＤ－ＲＯＭが送られて
くるのですが、その度に訂正とお詫びのプリントが入っていて
「申し訳ありません、ここはこれが正解ですのでこう入力してください」
みたいな但し書きがいっぱい入っていて、最終的にソフトが全部揃う頃には
そのプリントだけで簡単な冊子が出来るほどになりました。

しかもそれだけでは飽き足らず学習中にも？？？と思う事が何度もあって
問い合わせると、「申し訳ありません、正しくはこうでした」みたいな解説が
メールで送られてくる始末でした。 それでもソフトはそのままです。 正しく
改正されたソフトを送りなおしてくれるわけではありません。 当然繰り返し
学習する度にそこでひっかかって、その膨大なお詫び訂正プリントの中から
「そういえばここエラーのお知らせがあったんだっけ・・・」なんて探し回らなければ
いけません。 毎回そんな事を気にしながら勉強できますか？ 後から送られてくる
ソフトをインストールすると自動的に前回のエラーを修復する機能も確かに
ありましたが、それでは追いつかないくらいのシステムエラーの量でした。
それに電話のオペレーターの対応もすごく横柄な態度で、基本的には
内容の質問には答えません。 「その件についてはメールで」と促され
仕方なくメールで質問しても、返答が返ってくるのは早くても２週間後。
返答がない時もありました。

対応が不誠実でも最終的には合格できればそれでいいと、信じて１年半かけて
終えましたが脆弱な記憶が薄っすらと残っているだけで、各科目間の関連性も
ほとんど理解できないまま時間を無駄に費やしてしまいました。 実際その状態で
過去問を解いてみてもほとんどわかりませんでした。

その後、基本書と過去問題集の反復方法に切り替え、ようやく体系的な知識が
身につき過去問もストレス無く解けるようになってきました。 しかも書式の練習を
本格的にするようになってから気づきましたが、ＴＬＴの書式対策では笑ってしまうほど
本試験レベルには到底及ばない内容です。

今検討されているということは２０１０年版ですよね？
たしか１５ヶ月コースだったと思いますが、今からやり始めても
実際その期間内に合格番号を全て出すのはかなり大変です。
ご存知かとは思いますが、返金保障制度についてもその該当する
受験年度までしか保障してくれません。 つまりやり始めたものの
思いほのか時間がかかってしまい、２０１０年の受験を見送って
２０１１年に不合格だったと言ってもそれは返金の対象外になります。
それなのに２００９年度版、つまり今年受験用のソフトをまだ売っていますよね？あそこ。
今からやり始めても今年の６月までに完成するなんて絶対にあり得ないのに、
それで今年の受験を見送って来年落ちても返金はされません。
それなのになんでまだ売ってんの？？って感じでしょ？！

ま、誰も落ちることを前提で勉強するような人はいないと思いますので
その意味では返金制度は付加価値程度に考えていらっしゃる人がほとんど
だとは思いますが、だとしても上述のように内容そのものが到底本試験に
対応しているものではありませんので、私はお勧めできません。

本気で合格を目指しておられるのでしたら、やめておいた方がいいと思います。