漫画家について相談があります。

Question

漫画家について相談があります。私は小さい頃から絵を描くのが好きだったのですが、一番好きなことを仕事にしたら嫌いになりそうと勝手に決めつけイラスト関係の仕事を目指しませんでした。

私が選んだ職業は美容関係で、2年間働きましたが(美容師志望というより美容関係の仕事をしたかったのですが学校の方針で美容室に就職しました)
趣味程度で続けられたらと思っていた絵描きも仕事が忙しすぎてできませんでした。

私はそこでイラスト関係の仕事を選択しなかったことをとても後悔しました。
マツエクやエステの仕事をしたかったのもあり今年の2月に仕事を辞め、今実家に帰ってきています。
一応アイリストとして就活中ですがコロナの影響でどこも求人ストップしていて今は週2で学生時代お世話になったバイト先で働いています。

たっぷり時間がある今だから尚更仕事について考えています。

目指したいのは漫画家なのですが22歳で目指すのは遅いでしょうか？
私は創作というより模写ばっかりしていたし、絵について勉強をしていたわけではないのでほとんど無知です。
(画力で言うと学年では一番うまいけど地区とか県とかレベルになると目立たないレベルです。
専門学生時代一度東北大会に出ましたが、全く歯が立ちませんでした。)

今はイラストレーターのユーチューバーの動画や、ネット検索で調べていますが何から学べばいいかも全くわかりません。

アドバイスよろしくお願いします。

Answer 1

22歳ならば、遅くないと思いますよ。

あと、画力については私はちょっと…あまりにも天才過ぎる友人がいたので
何がなにやらですが…。その子は今、イラスト関連でプロになっており
前にネットでは「神様！」と物凄いファンがいました。

学生時代から、あらゆる賞を総なめ、していたので
何かレアな商品とか、図書カード？だっけ？とか何かかなり金銭的な意味でも貰っていたと思います。

今、漫画を読ませて頂いていますが
例えが…そのごめんなさい。絵が上手い＝売れるではない、と思いました。

絵が上手くても打ち切り！になる作家さんもいれば、物語が良くて売れっ子になるとか。ただ、その、悪いので書きませんがあんまり上手くないけど、絵だけ担当の作家さん(好みの問題ですから、これは…雑誌は書きません)

に関しては「ええ…ちょっとこれで絵の担当は…そのちょっと…アカン」とは思ってます。原作もその方なら全然いいと思いますが、個人的に特徴的過ぎて無理で。
いや、原作の方とかファンの方がそれでいい、なら全然良いと思いますが、自分はその作品は一切、読んでません。ちょっとしたアレルギーが出るコ〇描写もあったので。
(なんでこれ書いたんだよ、って思いました。かゆみ止め飲んだレベル。)

私の場合も、芸術系のお仕事なんですが
お金を貯めてから、今、その好きな仕事をしているので質問者さんの選択は良かったんじゃないかな、って思います。

で、これ、本当にビックリしましたが「漫画家」の社会的地位は低い、相当低い、そうなので(←普通の会社は雇わない、という話は聞いていましたが事実でした。本当にバカにされた方がいたので。私が雇用主なら喜んで雇うけど？！って思ってましたが、全然違うみたいです。多分、ローンとかも組めないと思う)

何かをしながら、漫画投稿を目指す方が良いと思います。

あと、どちらかというとイラストレーターさんの方が向いているのかな？と思いました。個人的にですが、ピクシブ、で絵をアップしてみて
そこで漫画を描いてみてはどうでしょうか？

そこ経由だと思いますが、商業誌さんからスカウトされた絵師さんを知っています。
(メールのやり取りもしてました。すごいレベルでしたよ。)

ただ、ご本人が商業デビューは一切望まない、ということで断っていました。
安定した仕事の方がいい、漫画家は博打だから、ということでした。

Answer 2

投稿先を絞らなければ！
面白いストーリーが作れれば！
間に合いますよ！

確かに美容師は忙しすぎましたね。
もっと時間のある仕事について、
趣味として描く選択だってまだありますしね。

Answer 3

漫画家です
年齢的に遅いということはありません
しかし絵のことばかり言及されていますが、ストーリーは作れるのでしょうか
絵は魅力があるに越したことはありませんが、最低限、誰が、どこで、何をしているか、が分かれば漫画を描くことができますし、
画力は努力でいくらでも向上します
しかしストーリー作りは努力や勉強だけではどうしようもない部分が大きく、元々の想像力や感受性に頼るところが大きいです
イラストを描くのと漫画を描くのは必要な技術が全く違います

アイディアの斬新さ、起承転結、コマ割りのテンポ、キャラクターデザインのセンスや構図の自在、時代や読者層に合わせる感性など、漫画には画力以外に様々な要素が必要になります
紙絵師と呼ばれるようなイラストレーターを原作付きのコミカライズに起用してもうまくいかないことが多々あります

漫画は一人で映画を作るようなものですから、絵が描けるというのは、映画に例えれば綺麗な映像を撮れるカメラマンがいるというだけです
魅力的な役者、演出、カット割り、衣装、ロケハン、編集、やらなければならないことは山ほどあります

そもそも絵が好きでイラストが好きならイラストレーターを目指すのが妥当ではないでしょうか?
漫画家になりたいというのは飛躍していると思います

Answer 4

私は漫画家の仕事も漫画そのものの事も、一般的な知識しか持ち合わせていませんが、素人でも簡単に分かる事や推測できる事がありますので、そこを気付きの一助として書かせていただきます。

まず１つ目ですが、「漫画は絵よりストーリー」という事です。

これは有名な漫画家さんも仰っていますが、一読者として正にその通りだなと感じるところです。

絵がいくら上手くても、物語が面白くないと読む気になれません。
実際、そういった漫画は早々に打ち切りになります。

つまり、読者が面白いと思える内容や構成さえ考えられれば、あなたの画力でも漫画家としてやっていく事は十分可能なのではないかと思います。

個人的にリスペクトしていますが、「進撃の巨人」や「鬼滅の刃」など、絵はお世辞にも上手な部類とはいえませんよね？
でも売れています。やはりそれは、読者を釘付けにするストーリーやオリジナリティーがあるからです。

もちろん上手いにこした事はありませんが、絵の拙さを理由に諦めるのは単にあなたに勇気が無いだけと言わざるを得ません。

そして２つ目ですが、漫画家のほうが美容室の仕事よりも忙しいという点です。

漫画家はご承知の通り、命を削って作品を書いていると言われます。
週刊漫画は特に、徹夜の連続だと聞きます。そんな生活が年中続くのです。

もちろん、漫画を描く合間にストーリー考案や、担当編集者との打ち合わせ等も入ってくるわけです。

それらを想像した時に、それでも好きだから頑張れると思えますか？

最後ですが、今から漫画の勉強をするとして、生活の事はどう考えていますか？

親のすねをかじって実家に居候させてもらい、漫画の勉強をしてデビューできたらいいな、などと考えているのでしたら、到底無理だと思います。

先にも書いた通り、漫画家の生活は非常に過酷なのですから、そんなのほほんとした環境から激変した時に耐えられるとは思えません。
デビューする以上、読者に対して物語を完結するという責任が生まれます。
例え打ち切りであっても、形上は完結させなければなりません。

徹夜続きで原稿を落としましたは、特に新人には通用しない失態です。
漫画家に限らず、社会は信用で成り立っています。信用を落とすと、顧客が離れていくのが、世の道理です。

ですから、本気で漫画家を目指すならば、バイトでも何でもやって、自分で生活しながらその合間に漫画を描いてコンテストに応募するくらいの根性がないと、到底やっていけないと思います。

漫画家と呼ばれる職業の方々が世に何人いるか存じませんが、これまでデビューしては消えていった多くの方々を想像するに、１００のイスを１０，０００人が奪いあっているくらいのイメージです。
生半可な覚悟では務まらないでしょう。

それでも尚、漫画家として生きていきたいというのであれば、誰に何を言われようとその信念で頑張っていけば必ずチャンスは巡ってくると思います。

私はむしろまだ22歳なんだから、どうとでもなるのではないかと思っていますが、何歳までにデビューできなければ諦めるといった期間は設けたほうが良いと思います。
そうでなければ、いつまでも辞め時を見つけられなくなりますので。

ご検討をお祈りしております。