会社側からの整理解雇と退職金について 上司(パワハラまがい)や会社側の度重なる落ち度、不手際のため、体調不良また、…

Question

会社側からの整理解雇と退職金について

上司(パワハラまがい)や会社側の度重なる落ち度、不手際のため、体調不良また、職務上のコミニュケーションが取れないが為、話し合いで平行線。
そして整理解雇に応じてくれないか？と打診されました。
この場合、私が応じたとして
退職金の加算請求はできますか？
また認められた時は通常の退職金制度
から加算金額は
どれくらいになるものなのかご教示
お願い致します。
私は51歳で、勤続15年です。

Answer 1

退職金については法的に支払う義務はありませんので、御社の就業規則で定めがあるのであればその通りに支給されても、その金額を巡って法的に争える立場とは言えないでしょう。

ただし、整理解雇で本人に納得してもらうために、会社もいくらかの退職オプションの一環として、解決金を支給するとは思われます。退職金はあくまで引退後の生活費と考えられますのでこれを省いて考えた上で、支給額は月給の12カ月分以上を目安と考えてみてはいかがでしょうか。

また、もし文面での会社の不当行為にあたるものが事実であれば、増額交渉も可能かと思われますが、整理解雇ですので会社にも債務履行能力や解雇の正当性が主張できることに注意が必要と思います。

整理解雇による退職金の積み増しを規定している会社はほとんどないと思いますし、状況は各会社で事情が異なってまいります。ですので、相場が存在しないため具体的な金額は不明です。

Answer 2

退職金制度は、各社の裁量の範囲ですから、会社によって異なります。

加算請求できるかは制度によりますが、少なくとも退職合意の条件として加算を求めることは可能です。