一般論になりますが、全国どこの医療系大学でも、一定水準以上の学問や施術が学べます。学生の皆さんは、資格試験を目指して真面目に学習しているのが普通です。 ただ違うところは、地元の地域のための大学という使命があるため、就職先が地元新潟がほとんどというところです。 さて、新潟医療福祉大学の面接の質問をということですが、毎年同じ質問が出るわけではないし、同じ年度に受験した人でも、面接会場が異なると全く違う質問が出るというのが、普通です。 従って、面接形式も変わるかもしれませんし、グループ面接形式の多い医療系なので、もっと幅広い範囲で網を掛けて対策をした方がよいということで、以下のような全国の傾向の押さえた回答をします。 【面接対策】 これは特定の大学の過去問というより、全国の医療系大学で行われている傾向の《想定質問》とグループ面接やグループ討議の場合の対策についても回答します。医療系では頻繁に行われているからです。 一般的には、個人面接→グループ討議の流れが多いようです。 《個人面接想定質問》 全国の頻出の質問です。 ①何故当校なのか?何故その学部なのか? [志望理由に関すること→後述参照] ②どんな理学療法士を目指すか? ③検査・施術中の現場を見たことあるか?感想は? ④何故チーム医療が必要だと思いますか? ⑤医療時事問題 AI医療、ノーベル生理学医学賞を受賞したオプジーボや、最新のノーベル化学賞のリチウム電池の内容など。 《グループ面接対策》 一組5人くらいで、面接室に入って面接を受けます。個人面接と同じと考えていい。ただ、同じ質問が端から順にくるとは限らない。急に他の人の回答の意見を求められたりします。他人の回答も常によく聞いておくこと。 個人面接の代わりに行われることが多く、個人面接が行われる場合はグループ面接はない。 《グループ討議対策》 テーマは医療や看護に関するものとは限らないと一般的に記されている場合が多い。 グループ討議について、どういう手順で行い、注意事項は何かを一般論として回答しておきます。 集団討議とも言われますが、討議のテーマは、結論が出ない、正解というものがないものが選ばれることが多い。 注意点を記します。 ①議長は、自薦で選ばれるが、積極的に議長になると、好評価。 ②議長は、いろんな人の意見を引き出し、まとめていく。 ③メンバーは他人の意見をよく聞いた上で、自分の意見を論理的に述べる。 ④感情的になったり、他人を攻撃しないこと。 予想テーマですが、専門知識を問うようなテーマは出ないと思います。 身近な生活で起こる問題や仕事場で起こる問題などにどう対処すべきか、などが全国の傾向としてよく出る。 =アドバイス= ①志望理由書は読み返して、その内容と矛盾した回答をしない。 ②服装、身だしなみは、超重要。 制服をきちんと着る。髪の手入れ。 例)ワイシャツの襟のボタンを掛けないでネクタイを絞めた→不合格(現役面接官談★) 例)学生服の襟のホックがひとつ外れていた →不合格(現役面接官談★) 注:★NHK Eテレ受験番組出演異なる4大学の現役面接官の一致した見解 ③回答は、結論を先に言う報告型が好まれる。 ④志望する大学や学部のアドミッションポリシーをよく読んで頭に入れて面接に臨むこと。回答に窮したらアドミッションポリシーを思い出してそれに沿った回答をする。 [参考] 面接で必ず聞かれるのが、提出している志望理由書からの質問です。以下はよい志望理由書を書くための情報です。 志望理由書は、きっかけやエピソードを書くものではなく、大学で何を学び研究し、その結果、社会にどう貢献していきたいのかを書くものです。 将来の職業感がはっきりしていて、大学での専攻が決まっている人はすぐまとまります。 《何を書くべきか?》 志望理由書によく、志望するきっかけを書く人がいますが、大学の試験官の中で、「きっかけ理由書」と呼ばれていて、駄目理由書に分類されます。(NHK Eテレ番組出演の現役試験官談) 【志望理由書の書き方】 何の学問に興味があり、大学でどんな分野の研究をしたいか、を中心に書いて下さい。 《作成方法・手順》 いい志望理由書作成のために テーマを決める方法ですが、やりやすいのは、次のやり方です。 大学のHPを開き、 ①大学のアドミッションポリシー(大学が考える理想の学生像)を熟読して、この考え方で全体的にまとめます。 ②志願する学部・学科の紹介、ゼミナール(文系)や研究室(理系)の紹介している所をよく読んで、学問概要を把握します。 ③テーマ(または職業感でも可)を決めたら、その関連する学問、講義名などのカリキュラムから抽出します。 ④専門用語はWikipediaなどで調べて、自分なりに理解した内容で興味が持てるものを発掘すればいいのです。 以上のやり方で例を他の学部の理由書ですが簡単に書くと次の通りです。 [簡易例文1] 私は将来、旅行代理店に入社し、主にヨーロッパでの旅行を計画し、添乗員としても活躍したいです。 そのためには、大学で、ビジネスの学問は勿論、ヨーロッパの異文化の講義(調べて具体的な講義名を書いてもよい)を履修し、ゼミナール(具体例を書いてもよい)も取りたいです。また、一方では、語学力を磨くため、大学の講義だけでなく、自己研鑽もして、英検準1級を取りたいと思います。 [簡易例文2] 〇〇部でマーケティングを主に学び研究して、商社に就職して日本の貿易の拡大に貢献したい。 そのために、大学では△△の講義を取り、ゼミで◇◇の研究をして・・・・(中略) [簡易例文3] 私は、貴学で企業に関連した法律を学び、県庁や市役所で企業の環境問題を検査・指導して県民市民の生活を守る仕事をしたいです。 そのため、企業関連法に詳しい〇〇ゼミナールで△△の研究や論文をまとめていきたいと思います。 また、幅広い知識が求められると思うので、理系に近い環境管理の学問分野(具体的な講義名を書くとよい)も勉強したいと思います。 更に、グローバル化が言われている世の中であり、欧米の行政の仕組みも生で見てみたいので語学力も磨くため、大学の講義だけでなく、自己研鑽もして、英検準1級を取りたいと思います。[約250字] 以上。 面接の時、この小論文の内容について、詳しく質問が来ると思います。面接の前にも、よく読み返して、矛盾したことを言わないように注意して下さい。
なるほど:3
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