実は日本では、心理療法や心理カウンセリングは法的規制を受けておりません。つまり野放し状態なので、有資格者だろうが無資格者だろうが実施して構わないのです。 ただ野放し状態とは言え、民間団体の努力や心理職の国家資格創設により、最低限の知識・技能を有すると考えられる資格はあります。それが臨床心理士と公認心理師です。どちらも大学院修了によって受験資格が得られ、とくに臨床心理士は民間資格ながら社会的な実績があります。公認心理師は出来立てほやほやの国家資格ですが、実質6年間で心理職を養成するカリキュラムが組まれています。 なので質問主さまが心理療法を行いたいとお考えなら、最低でも臨床心理士、公認心理師のどちらか、あるいは両方を取得してください。 ちなみに認定心理士は、「大学で心理学に関する教育を受けました」という証明書のような資格です。産業カウンセラーは初歩的な傾聴訓練と、産業領域における初歩的な知識を証明する資格ですね。どちらも変な資格ではありませんが、心理職として活動するには不十分です。
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