団体や職種により差がありますが、筆記試験(知能・知識)と作文はさほど難しくありません。 高校2年生の末頃(2月)の河合塾模試で、偏差値48程度の人が、3年生の部活引退後に書店の問題集で勉強を始め、受験した3つの市役所すべてで筆記合格しています。 同じ模試でもう少し成績が低かった人は、2年生の秋から東京アカデミーの通信講座の教材で勉強を始めていて、同じく受験した都道府県庁と2つの市役所で筆記を合格しています。 但し、採用活動のどこかで必ずと言ってよいほど実施される人物試験(面接・討論)は、もともと少ない採用枠を、筆記や初期の面接などを突破した「みどころのある人たち」で競うこととなるので、非常に狭き門になります。 実際に、上記の通信講座利用の人はどこの面接も突破できなかったそうです。 よく、公務員の高卒程度に合格するには、地方国立大学に合格できる程度の学力が必要、という言葉を耳にします。 私としては、単純な偏差値での比較はできないし、筆記試験はそこまで難しくないと感じるので、その言葉に完全な同意はできません。 しかし、最終的な合格の難易度は、地方国立大学に合格かそれ以上と考えて良いと思います(…もちろん、団体・職種よってそこまで難易度が高くない場合もありますが)。 さて、面接の対策と言うと「面接で話すこと」を先に考えてしまいがちです。 しかし面接官側は、志望者がみな「格好の良い事」を言ってくることを知っているので、経験や思いを色々と聞き出すことで、採用に足るべき人かを判断しようとします。 ですから面接対策に必要なのは、自分の経験や、経験から得た思いを、公務員の好む視点で分析・整理して相手に伝えるとい取り組みです。 これができていないと、深く聞きだそうとする質問に耐えられない場合が多いです。 特に、面接対策の最も基本的な材料といえる経験が不足していると、対策の執りようがありません。 ですので、日々の暮らしの中で少しでも多く獲得できるように意識するとともに、応募書類を出す前には自己分析と団体・職種の分析の骨子となる部分は終えておく(応募書類に面接で答えたい部分の誘いを考えて記載内容を決める)のが、私のお勧めです。 頑張ってください。
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