まず、厩務員は厩舎において、競走馬の日常の世話をするのが仕事です。 即ち、担当する馬にエサを与え、調教などで出ている際には馬房の掃除などをし、馬のブラッシングであると言った世話を行う。担当している馬が遠征をすれば、自らもその現地に赴いて…… そのようにして、馬の日常の世話を行います。 一方、調教師は、厩舎に所属する馬の育成、出走などを総合的に行いつつ、厩舎の経営そのものを行う仕事、と言えます。調教師は、自分の厩舎という会社の社長と言う風に考えればわかりやすいでしょう。 調教師の仕事は多岐にわたっていて、まず、牧場、馬主とのコネを作り、預けてもらう馬を見つける、というところから始まり、その馬をどのように育てるのか、どのレースに使うのか? というような方針を立てて出走させていく。 その一方で、厩舎に所属する厩務員や調教助手の給与であるとかを払う、というような仕事もあります。 JRAの厩務員になるためには、JRAの競馬学校の厩務員課程を卒業しなければなりません。そして、JRA競馬学校の厩務員課程に入学するためには、競走馬、育成馬、乗馬の騎乗経験が1年以上ある、という条件が付きます。 ですので、JRAの厩務員になるためには、まず、競走馬の生産、育成などを行っている牧場などに就職するなどして、馬に騎乗したりする、という経験を積まねばなりません。 また、厩務員課程に入るためにも入学試験があります(合格者は年間30人程度) 馬に乗る、ということになるので体重制限などもあります。 調教師になるためには、調教師試験を受け、合格する必要があります。 こちらに関しては、厩務員、騎手などでなければ、まず合格できません。
調教師って経営者の面もあるから結構大変だよ。
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