「難し【すぎる】」とまでは言えないが、平均的な法科大学院入試などよりもずっと高度。内容も、本番の「司法試験」に近い。 そもそも、「予備試験」は、経済的理由などで法科大学院に行けない層を対象とした、あくまでも「例外」規定だったんだよ。だけど、法科大学院がだらしない(学生の能力も低い)もんで、例外のはずの予備試験ルートの方が本番の司法試験の「合格率」が高くなった。 だったら、金と時間(2-3年)を使って法科大学院に行くより、予備試験ルートの方が得、ということになり、優秀な受験生は、 ① 学部在籍中に予備試験を受ける → ② 予備試験に受からなければ法科大学院に進む → ③ 法科大学院在籍中も予備試験を受け、受かれば退学する --という人生設計を立てだした。 法科大学院ルートではなかなか司法試験に受からないから、全国の法科大学院はそっぽを向かれ、どんどんつぶれた。文部科学省と法務省は危機感を募らせ、法科大学院に学生を回帰させる目的で、「予備試験」をそれまでよりさらに難化させた。 そのことで、ますます「予備試験合格者」の「司法試験合格率」が高まり、法科大学院の倒産に拍車を掛けた。 最近じゃ、国(文部科学省+法務省)は、法科大学院制度を存続させるために、「大学3年修了で入学できる」ようするとか、悪あがきをしてるね。
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