現在新高一です。イラストレーターをめざしています。イラストレーターにとって需要の高い絵柄、絵というのはどう言ったものなの…

Question

現在新高一です。イラストレーターをめざしています。イラストレーターにとって需要の高い絵柄、絵というのはどう言ったものなのでしょうか。アニメ絵は需要が低いと言うことも聞きました。何を求められているのかが分かりません。相手によって求められるものが違うのは承知ですが、これから何を重点的に練習して行けば良いのか、と言ったことを教えて欲しいです。

Answer 1

まず、イラストと一口に言っても、
その範囲はとても広いので、
実は、どの分野でという括り毎にも
求められるイラストは違ってきます。

例えば、
アニメや漫画の様なイラストは、
エンタテインメント系の媒体などでは、
重宝されますが、
情報伝達を主としている様な
機能的な場面では、
それほど需要は高くなくなります。

また、需要の多い少ないというのを、
単に発注の数で決めるのか、
売上で決めるのかでも変わってきます。

単価が安くて
使い勝手の良い汎用性の高い絵は、
売上としては小さいですが、
その分数は出やすいです。

逆に作品性を求める様なイラストは、
単価は高くなりますが、
一度に発注される数も少ないです。

数をベースで言えば、
情報を伝える為のイラストは、
数が多いです。

例えば、取説や案内などに用いられるイラストを
イメージするとわかりやすいかなと思います。

こういった物は、
内容に正確性は求められますが、
作家性とか作品性はあまり求められません。
でも、
一案件での発注数がとても多いことがあります。

私が受けた物でも、
そういう分野のイラストは、
発注数が桁違いです。
1件で、400枚や700枚という数で発注を受けたりします。

冊子の表紙とか、
商品イメージや広告などで使われるイラストは、
発注数も少ないですが、
1枚当たりの単価が高くなりがちなので、
需要がそんなに多くなくても、
売上で見れば、商売が成り立ちます。

使われ方や、
発注元などの関係で変わってきますが、
1枚で数万から数十万という
単位で売上になりますので、
年に数十件も受けられれば、
それだけでも生活は可能です。

また、作品性の高いイラストは、
後にも使われたりすることもあり、
いわゆる二次利用や印税という形で収入を発生することもあるので、
売れる作品を描ける人は、
無理に需要を求めたり、
生産量を増やさなくても良い場合もあります。

描く人のスタイルや得意不得意もあるので、
どういうことを重要視するかという決まりは無いと思います。

結局、単なる作家ではなく、
お客さまがいて成り立つ商売ですが、
別に既存の需要や決まった注文に合わせて描く事が
重要とも思いません。

他のお仕事では割と当たり前の話なのですが、
需要は、自ら掘り起こすものです。

自分のやりたい事をやりたいのであれば、
提案できるイラストレーターになると良いのかなと思いますよ。

こういう絵が欲しいという需要に合わせて描くだけであれば、
ご自分のスタイルは時代に合わないと、
お仕事が無くなってしまいますよね。

自分の絵がマッチングする分野を探したり、
あるいは、お客さまが気づいていない潜在的な需要を
自分の作品からアプローチして、
売り込んで行けるようにすると、
お仕事でのイニシアチブを取ることができますので、

仕事を待っているだけではなく、
こちらから仕事を作るきっかけを呼び起こせますので、
世の中のムーブメントに翻弄されにくくなりますよ。

いきなり、相手の望む物を気づかせる提案というのは
難しいかもしれませんが、
結局は、経験なので、
どんどん売り込んで提案できることを
習慣にしてしまえば良いのかなと思いますよ。

あと、裏技という程の物でもないですが、
編集さんとか代理店の担当者さんとかと会って、
時間があるときには、
趣味の話とか、好きな物の話とかを
できるだけしておくといいですよ。

そうすると、
何かイベントや企画などがあったり、
新規のお客さんからの依頼などがあった際に、
「そういえば、あのイラストレーターさん、
◯◯が趣味だって言ってたな」とか、
「あの絵描きさん、こういう分野に強い人だったな」と
思い出してもらって、
好きな事に近いお仕事を回してもらえたりしますよ。

Answer 2

言葉で説明して
それでやれるんなら
誰も苦労しませんよ。

世間の需要を何となく感じ取って
「よくわからないけど、こう？」
と描いて
ウケが取れる人が
プロになれる人なんです。

これがいわゆる
「センス」というものです。

分からないんだったらとにかく
世間の動向を見続けることです。
そして自分なりに分析して
計算で絵を描いて発表していきましょう。

計算が合ってれば
ウケますよ。

Answer 3

需要が高いのは、なるべく多くの人に好かれる毒がない個性あふれるその人にしか描けない絵柄です。

需要はあっても供給過多で食い込む余地がない女の子の萌え絵は目指さないことです。

Answer 4

＞何を求められているのかが分かりません

何でも描けなきゃダメだよ、画家じゃないんだから。

昨日はガンダム、今日はドラえもん、明日はBLとかって。