解決済み
簿記論の工事契約(完成工事高の算出)について 最近、簿記論の勉強を独学で始めました。(取得資格は簿記3級のみで、手探り状態です) が、問題文の解説を見ても詰まるところがあり。。今回は、その部分について教えていただきたく、投稿します。 ある問題で、以下工事について、決算時における完成工事高を算出する部分があるのですが、解説がよく分からず詰まっております。 どなたか教えていただけないでしょうか。 ▼工事に関する情報 未成工事受入金 21,600千円 請負価額 48,000千円 見積総工事原価 36,000千円 前期以前発生原価 10,800千円 当期の発生原価 14,400千円 当期末の状況 工事中 収益認識基準 工事進行基準 ▼解説 48,000千円×14,400千円/36,000千円=19,200千円 ▼疑問点(2点) ①収益認識基準が工事進行基準であるならば、前期までの工事収益累計額を引かなければならないと思うのですが、引かれていないのはなぜでしょうか? ②前期以前から着手している工事であるのに、未成工事受入金が存在するのはなぜでしょうか? 未成工事受入金は、工事着手時にもらうものかと思っていたのですが、年度が新しくなる毎にもらう場合もあるのでしょうか? なにか問題文に不備があるのかと思い、出版社のサイトを見たりもしてみたのですが、そのような情報はなく。。 まとまりのない文章で申し訳ないのですが、どなたかご教示いただけますと幸いです。
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請負金額と見積り原価に関して特に変更がないので当期発生分だけを計算しているんだと思います。 通常の方法はその計算で正しいです。 前期における収益総額 48000×10800÷36000=14400これが前期計上分 今期までの計算が 48,000×(10800+14400)÷36000=33600 今期に属する部分が33600-14400=19200 多分この方法が正しくのっとった計算です。しかし請負金額と見積もり原価に関して期中に変更がないのであれば、結局のところ発生した原価からの収益は工事進捗度に依存するわけですし、工事進捗度は工事原価の発生額に依存するわけです。 前期における工事進捗度は10800÷36000=0.3で今期までのが25200÷36000=0.7 結局今期に属する部分は0.7-0.3で0.4の分だけ工事が進捗して、それの分だけ収益が計上されているわけです。 未成工事受入金は基本的にいつもらうかわかりませんし、分割でもらう場合もあります。今回の場合を考えてみるとおそらく収益計上前の段階の金額がそのまま入っているのでしょう。 前期における完成工事高は、上の計算から14,400とわかります。 なので前期においては 未成工事受入金14,400/完成工事高14,400 という仕訳がおそらく切られています。ここから復元するに前期に受け取った金額というのは14,400+21,600=36,000です。おそらく前期において見積総工事原価に相当する金額を一括で受け取ったんだということでしょう。ただ今回はたまたま都合よくそのような問題になっているだけで、本来はいつもらうかわかりませんし、こんなにきれいにもらうこともないので、受入金額が多ければ未成工事受入金として残高が翌期に残り。万が一受入金額が足りない場合は工事未収入金といった科目に完成工事高と未成工事受入金との差額で計上されます。 未成工事受入金19,200/完成工事高19,200 という仕訳が今期はきられます。 その教材の解説はあんまりよくないかもしれませんね。
解答が間違っていますね。
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