解決済み
新司法試験になり弁護士になりやすくなったと聞きますが実際のところどうなんでしょうか? それと弁護士になる人はやはり大学で法学部に所属していた人が多いのでしょうか?
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別の質問に回答した者です。私自身法学部で学びました。新司法試験に合格した友人、知人もおります。 旧司法試験に比べ、新司法試験の方が弁護士になりやすくなった(最終合格しやすくなった)と思います。 ただ、弁護士になるのためには、①法科大学院入学試験、②新司法試験、③司法修習生考試の3つに合格しなければなりません。 ①の合格率、倍率は大学によって異なります。以下、有名大学の数字を比較してみても、約10~30%(10倍~3.3倍)と異なった数字になります。 例1:東京大学法科大学院の場合 未修 285名中 89名合格 合格率31.23% 既修 629名中189名合格 合格率30.05% 例2:京都大学法科大学院の場合 未修 239名中 60名合格 合格率25.10% 既修 557名中153名合格 合格率27.47% 例3:一橋大学法科大学院の場合 未修 331名中33名合格 合格率10.03% 既修 616名中73名合格 合格率11.85% 例4:慶応大学法科大学院の場合 未修 572名中137名合格 合格率23.95% 既修 1431名中298名合格 合格率20.82% 例5:早稲田大学法科大学院の場合 1677名中456名合格 合格率27.19% ②の合格率は年々下がっていますが、今年度の試験は約30%(3.3倍)となっています。 ①にも②にもストレートで合格するためには、相当の努力が必要だと思います。 弁護士になる人の出身学部については、これまで(旧司法試験)ははやり法学部卒の方が圧倒的のようです。 振るいデータですが、法務省HPで合格者の出身大学一覧を見ると、法学部がない大学(東工大、東京外大など)の合格者は少数です。 http://www.moj.go.jp/PRESS/051109-1/17-4univ.html また、法科大学院に法学既修課程、法学未修課程のどちらで進学するにしても、学部時代に法学を学んでいた方が、試験合格により有利な感は否めません。
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