ANAで無線の資格(第一級総合無線通信士、第一級陸上無線技術士、航空通信士など)を活かして働くことは可能でしょうか？

Question

ANAで無線の資格(第一級総合無線通信士、第一級陸上無線技術士、航空通信士など)を活かして働くことは可能でしょうか？ご回答の方よろしくお願いします

Answer 1

ANAに限らず、航空会社で必要とされる無線従事者資格は、ほとんどが航空無線通信士です．パイロットに限らず、カンパニー無線や空港内の車両で無線通信をおこなう場合などに必要になることがあります．

航空無線通信士はそれほど取得が難しい資格ではないので、パイロット以外は航空会社に就職して必要になって取得する人がほとんどでしょう．
一、二級総合無線通信士は航空無線通信士の操作範囲を包含しますから、こちらでも良いわけですが、モールス符号の試験があって航空無線通信士より取得が困難です．

陸上無線技術士の資格が必要になるのは、空港レーダーやVOR,DMEといった航空無線標識局の運用、保守ですが、こちらは国交省やメーカーの保守担当者が担当するので、航空会社が管理するものはごくわずかと思います．また、大半の設備は航空無線通信士や一級陸上特殊無線技士の資格で十分です．
航空機搭載無線機器の整備をする場合に陸上無線技術士を持っていれば有利ではありますが、必須というわけでもありません．

いずれにしても、無線従事者資格だけでの航空会社の採用枠というのはほとんど無いと思います．