金属加工の治工具で「壊れない」物はあると思いますか？

Question

金属加工の治工具で「壊れない」物はあると思いますか？旋盤、マシニングセンタ、研削盤、その他機械でワークを加工する際は治工具を使用する事が多いと思います。
その治工具、基準ピン等が「絶対に壊れない、折れない」事はあると思いますか？
その条件として、人間の力を使用したこととします。
特にΦ10未満は焼き入れを施しても摩耗によって損傷すると思いますが。

Answer 1

哲学的ですね。
人が作ったもの＝加工できる＝機械変形が起こる
ということは破壊できる、という言い方もできるし
正しく使用していく上での摩耗、折損が
限りなく起こりにくいものというのはすでに
sin氏が上げてくれているので割愛。
焼き入れをすれば表面が固くなる分割れやすくなるので
適切な焼き入れ焼き戻しがしてあるかもかかわるし、
なかなか条件の幅が多くて難しいですね。

Answer 2

治工具、基準ピン等はおとなしい部類で、
プレス金型を超硬切れ刃にすると100万
ショットを続けることもあります。

自動旋盤の材料を咥えるコレットチャック
は超硬、その上はコーティング、さらには
PCD（焼結ダイヤ）まであり、磨耗は極小で
ぶつける事故がないなら殆ど一生モンです。