高卒と大卒の年収の平均値を比べてもあまり意味はありません。 逆に、誤解や錯覚を生む危険があります。 ポイント①:生涯賃金の統計値を見ると、就職先企業によって生涯賃金が大きく違います。 それゆえ、就職先企業の違いによって、高卒正社員の方が大卒正社員より生涯賃金が相当多いという場合があります。 ポイント②:同じ企業に正社員で就職するなら、(新卒に限りますし、待遇は大卒より劣りますが)高卒の方が容易な場合が多いという事です。 ※それゆえ、普通レベルの高校生が三流大学に進学して中小企業に就職するより、高校新卒「指定校求人」で高待遇な大企業に就職した方が有利という場合もあります。 また、高校新卒で就職する時は、4年若いというアドバンテージがあります。 ですから、学力も無いのにFラン大学レベルに行くと正社員で就職出来ないなどという事もあります。 ✷警告!:大学に行きさえすれば高卒の人より「無条件で高給が得られる」などと思ってはいけません。 大学の多額の学費をドブに捨てて、非正規・フリーターになるという大卒も大勢います。 〔本題〕 同じ企業の月給(基本給)を比べた場合です。 高校新卒で就職した人の5年目の給料が、大卒一般職の初任給(基本給)と大体同じ程度です。 大卒総合職になると大卒一般職より1割前後高くなります。 ★注意点:あくまでも大雑把な目安です。企業によって違う場合が多々あります。 正確に知りたかったら、個々の企業を自分自身で調べるしかありません。
平均を比べても、大した意味はありません。 高卒は、残業時間数や夜勤の有無で年収に差が付きます。同期でも、毎日定時上がりの部署に配属された人より、毎日残業が2時間ある部署に配属された人のほうが月収が3割増えます。 大卒は、本人の出世で年収に差が付きます。同期でも、40歳で課長なのか係長なのか主任以下なのかによって、年収に倍の差が付いたりします。
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