学校の授業で看護士について調べています。お答えしていただけたら幸いです。

Question

学校の授業で看護士について調べています。お答えしていただけたら幸いです。看護士という仕事をしていて辛いと思うときややっててよかったと思うときはどのようなときですか？
患者さんとは、どんな気持ちで接していますか？
また、患者さんとの間にあった温かいエピソードがあったら教えてください。

Answer 1

心温まるエピソード…ハードル高っ！（苦笑）

怪我で四肢麻痺になった患者さんの担当（１年半）をしていて、リハビリの甲斐もあり少しずつ腕を動かせるようになってきた頃…給食に出てきた牛乳のストローを一日中くわえ始めて、疑問に思いながら理由を聞けずに１ヵ月程経ったある日。

脈を測っていた私に顎で手元を見るように合図したので、見ると、私のボールペンを持って「（私の名前）とありがとう」と書いて、ニヤッと笑った。

職人気質で無口でリハビリにもやる気がないように見えたおじさんで、彼への看護に行き詰まりを感じていた私は、嬉しいのと彼のどこを見ていたんや…こんなに頑張ってはるやないか！と思って、病室で泣きじゃくった。

それから１年後、退院の日にその時の思い出を話すと、
「怪我でこんなことになってから、せめて字だけでも書けるようになりたいと思って…でも上手く書けないとカッコ悪いから…ストローで練習を重ねてたんや。あんたを驚かせるために内緒で練習を続けてな、あの日まで誰にもばれないように練習するのは疲れたわ」
そう話した後に、足を引きずりながら歩いて退院した。

その後、いっぱい辛いことがあったけど、ナースを辞められないのはその出会いがあったからなんよねぇ…
君の心が温まるかどうかは分からないけど、どんなナースも大概そんな出会いを繰り返しとる訳です。そして、腰が痛くても寝不足が続いても、仕事で泣きたい程辛いことがあっても、なかなか辞められなくなっていくのよ。

長文でごめんなさいね。