私は25歳の女性、会社員です。 芸能人って、節税の為に会社を作るらしいですが、なぜ会社を作ったら節税できるんです…

Question

私は25歳の女性、会社員です。

芸能人って、節税の為に会社を作るらしいですが、なぜ会社を作ったら節税できるんですか？

税理士さんとか雇わないといけないだろうから、逆にお金かかりそうなイメージです。

所属してる事務所はあります。でも、自分の会社があって、運営していかないといけないからちょっと税金安くして！って感じですか？

Answer 1

芸能人だけではなく、色んな人がやってることです。

会社員なら、収入に対して税金がかかることはわかりますよね。
普段の給料から、所得税とかいろいろ引かれていると思います。

それって、総支給額から20%前後が引かれた残りが手取りとして振り込まれたりしませんか？

その給料から引かれる税や保険などのもろもろってのは、収入が多い人ほど引かれる税率がどんどん高くなっていくんです。所得税の累進課税制度と言う点は小学校で学習してるよね。他にも収入に応じて金額が増えるものがいろいろあるんで、
収入が多い人は20%どころか30%も40%も引かれているんです。

芸人は、人気が出て稼ぎ始めると高額所得者になりますから、普通に税金とか保険とか納めると、もらったお金の40%くらいが税金として請求されることになります。
年収1億なら手取り6000万という感じになります。

この税金(保険とか年金とかも入ってますが、)4000万は高いって、誰でも感じるでしょう。

それを少しでも減らしたいと思うのは当たり前でしょう。

しかも、
芸人に限らず個人で仕事しようと思うと、色んな出費がかかりますよね。
相手がホテル手配してたり航空券をくれたりしてればいいですが、支払う報酬に、ホテル代とか交通費とか込みって場合には、個人で旅費宿泊費を負担してたりします。
細かい打ち合わせの際の交通費とかも出ないので個人で負担してます。
人前に出る衣装も、完全なステージ衣装ならともかく、スーツなどの日常でも使えるものは、個人で負担してたりしますし、芸能人の場合には私服を衣装とされるケースもあるので、私服撮影に備えてそれなりの服も持っていなければなりませんがそういう費用も個人で負担となったりします。

今までは、1億の収入から4000万を税金で払った残り6000万から、さらに上記のようないろんな個人負担をしている。
その総額が年間1000万だとすると、
手取りは実質5000万まで減ってることになります。

1億稼いで手元に半分しか残らないんですよ。嫌じゃないですか？

なので、何か良い方法は無いか考えたり、教えてもらったりした人が、法人創るんです。

法人にすると、法人税と言う安い税率が使える部分がある上に、個人負担としていた1000万円を経費と言う形で税金払う前のお金で支払うことができるので、手取りが増えるんです。

法人を介して1億の収入を受け取って個人負担してた仕事で必要なお金を経費として全部申請した場合、
1億の収入から1000万円が経費として収入から引かれるので残りの9000万円が法人の収入になります。
そして、そのお金を芸人本人に給料として支払います。
すると、今まで1億円の40%ほどが引かれて6000万が残り、そこから個人負担1000万円を支払い5000万円が残っていたという状態が、

9000万円から40%ほど引かれて5400万が残り、個人負担は発生しない。

ということになります。

つまり、法人を通すことで400万円のお金が多く手元に残るようになりました。

人と雇うことなく、自分ひとりで会社を作り保有してるだけなら、
後は税理士に税金の計算とか正しい納税とかやってもらう費用だけで済みます。
(法人税とかも少しかかるんですけどね)
なので、それらの費用以上に、得をすればいいので、法人化してしまう人が結構いるんです。

上記は非常にざっくりな説明ですが、
実際には、家族とかを従業員として給料払って収入を分散させてしまうとか、もっといろんなことをして、もっと実質的な収入が増えることになると思います。

Answer 2

ものすごく簡単に言うと、年収4000万円以上だと、個人と法人では税率が半分くらいなんですよ。
だから、年収が高い方は芸能人に限らず、会社を作るんです。

Answer 3

会社員でも細かく確定申告すれば節税できる場合もありますが微々たる額なので申告の苦労に見合うものではありません、収入が多くなると税金も増えるので申告をうまくやるメリットも大きくなります。