日商一級の株式交換についてです。テキストには、「完全親会社が取得企業になった場合（通常の取得）」と、「完全子会社が取得企…

Question

日商一級の株式交換についてです。テキストには、「完全親会社が取得企業になった場合（通常の取得）」と、「完全子会社が取得企業になった場合（逆取得）」との2パターンが記載されています。通常の取得では、親会社が子会社を取得（支配）したとみて納得いきますが（間違ってたらご指摘お願いします）、逆取得というのは、子会社が親会社を取得（支配）したということですか？子会社が親会社的な立ち位置に付くということですか？理解できないのでわかる方ご教授ください。

Answer 1

通常の取得については認識はあってます。

直接勉強していないので間違ってるかもしれませんが、逆取得とは子会社が親会社の株を購入することで親会社を支配することになり、支配関係が逆転し、事実上の子会社が親会社になることです。

これが、合併が伴う場合なら、逆さ合併といいます。

逆取得で有名なのが、フジテレビとニッポン放送。

子会社だったフジテレビが親会社のニッポン放送の株を取得したことで支配権が逆転し、フジテレビが親会社となりニッポン放送が子会社になる。(旧ライブドアが経営権奪取を目的とした株の争奪戦となり、フジテレビと係争があったことでも有名)

少し違いますが、逆さ合併の例として有名なのが、現在の三井住友銀行。

合併で子会社が親会社を飲み込んで親会社が消滅。子会社が親会社名を引き継ぐ。

これが、実例として参考になるのではと思います。