電車の運転士って1日に複数路線を運転するんですか？

Question

電車の運転士って1日に複数路線を運転するんですか？または、この日は千代田線、この日は副都心線、この日は有楽町線などと日毎に決まっているのですか？

はたまたそれとも1年間ずっと同一路線しか運転しないのですか？

Answer 1

東京メトロの事情は知りませんが、私が勤務していた社では、同じ行路の中で２つ３つの線区を担当したりする行路はいくらでもありました。

また、複数の線区を受け持つ区所の乗務員は、偏りがないように約１月間で満遍なく担当するような交番(ろーでーション)を組むようにしておくものです。
何か月もご無沙汰することはありません。
というのも、空白期間が長いとハンドルを担当する前に”線見”をしなければならない決まりがあるからです。
あ、あそこの曲線の制限は何km/hだったっけ？
みたいなことがあっては許されませんから。

Answer 2

これは所属する乗務員基地（乗務区・運輸区など）の受け持ち次第です。
複数の路線を受け持つ区所属の場合は複数路線を担当する事になりますが、一方で１路線のみを受け持つ区所属の場合では１路線のみ担当となります。
（路線単位ではなく○○から××までの区間で分かれる場合もあり）

この辺は各社にもよるので様々なのですが、JRではかなり広い範囲を担当する区と、１路線のみで比較的短い区間のみしか担当しない区で結構な差があったりするようです。

複数路線を担当する区であれば、日によって異なる路線担当となる事はあります。中には１仕業の中で２路線を担当するような行路が組まれている事もあるらしいです。
路線名は変わるけど自社線内で直通運転を行っているような場合、両方とも同じ区の受け持ちであれば通し乗務になるような事もあるようで、この辺は様々ですね。

Answer 3

運転系統と路線名称が一致していないとそうなりますね。

例）名鉄の神宮前駅から内海行きに乗務する運転士は、神宮前～太田川間は常滑線、太田川～富貴間は河和線、富貴～内海間は知多新線を走行する電車を運転します。

Answer 4

基本的には転属がない限り所属している運転区の一定区間を運転しているようです。