こんにちは。 訓練面、勉強面、精神面、環境面、全てにおいて、日常生活では経験しない程度のレベルを求められる場です。 訓練面では、有名なところでは、 毎日10キロくらい走れる体力は必要。 短期間で柔剣道初段取得を目指す。 等ですかね。 それ以外にも、もっと大変な訓練はありますが、警察経験がない人に言ってもイメージいにくい物ばかりなので。 ちなみに、訓練面は運動部で全国を目指していたような人からすれば、 「疲れるよねぇ~」 と笑って話せる程度の強度です。 全国レベルの選手からすると、柔道で言うなら 「小学生のやっているスポ少の練習かな?」 という程度です。 陸上で全国を目指していた人からすればタイムを計らない10キロなんて大した距離じゃないですよね。 勉強面も訓練面と同じ感じです。 一回の授業で十数ページ~数十ページ一気に進みます。 「ここ重要だからチェックしておいて、後でやっておくように」 でドンドン進む教官もいます。 そのような教科が10教科以上です。 しかも、定期試験で一教科でも赤点(30点以下)を採ればクビの対象になります。 公務員には懲戒処分以外に、能力不足によるクビの制度。 分限処分が法律に存在していますので、実は民間よりもクビになる可能性は多かったりします。 しかも自習時間は決められており、それ以外の時間で頑張ることは認められていません。 短時間・短期間で成果を出す事を求められています。 しかしこれも、普段から毎日何時間も勉強する習慣がある人からすれば大したことではないレベル・・・らしいです。 私はその習慣がなかったもので、正直勉強面で一番苦労しました。 精神面と、環境面は連動しています。 基本的にちょっとしたミスも許されません。 「お前みたいな奴はいらない。仲間に迷惑を掛けやがって、今すぐ辞めちまえ!」 と仲間の前で罵声を浴びるのが、日常の挨拶と言った感じの環境です。 もちろん、これも訓練としてキチンと明確な目的があり、教官も仕事上必要な演技としてやっていることですが、警察学校生にそんなこと分かりませんから、それで自主退職する生徒もいます。 靴磨きは毎日やり、常にピカピカにしておかなければならないとか、制服もアイロン掛けをして、パリッとさせておかないといけないとか、生活面もキッチリしないと呼び出し怒鳴りの対象になります。 このように、精神面と環境面があります。 これも、この程度の怒鳴りは運動部経験者にとっては大したことないレベルかと思います。 部活だとそれにプラスして手も出されますからね。 生活面も習慣の話ですので、そのような生活習慣がある人からすれば、 「何で出来ないの?」 と言うレベルの話ですよね。 この辺り、警察学校についてもっと興味があればどうどうぞ。 https://note.mu/chakufuta/m/me300e3bc7bb2 流石に拳銃を持ち、実射をする恐怖心は警察ならではの経験なので、それまでの生活習慣云々でどうこうなるモノではありませんが。 あくまでも個人的な意見なので参考程度で。 お邪魔しました。
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