解決済み
溶接機の事なんですが聞きたいのは溶接する為のアースクリップの事では無く 漏電対策で繋ぐアース線の事なんです 200v半自動溶接機はボディ内側から接続されたアース線が電源コードに入りコンセントからアース線を繋ぐタイプで 他に所有してる 100v半自動溶接機はアース線を繋ぐ場所は特に見当たらずで 100vアーク溶接機、100v200v兼用アーク溶接機などは電源コードにはアース線が無く、溶接機ボディにアース接続する端子が付属されているのですが 溶接機の場合はコンセントから家のアース線を繋ぐほうが良いのか? 別途地面にアース棒を打ち込んで(D種!?)そこから直接にボディにアース線を繋ぐほうが良いのか? どちらか片方あれば良いのか? または両方繋ぐほうがもっと良いのか? あとネットで調べていたら、溶接時に使うアースクリップを付け忘れ漏電対策側のアース線に大電流が流れてしまい家のアース線なのかな!?黒焦げになったなどの文面をいつか見て気になりました家のアース線には繋がないほうが良いのかなと… わかる方、教えて下さい!
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家のアース線(接地線)を焼いてしまったのは溶接機のケースをアースに接続し、さらに溶接作業台を家のアースにつないだところまでは想定できますが、ご丁寧に溶接機の二次端子(アースクリップを接続している側)までアースに接続していたのでしょう、多分二次端子から短い線でケースにつないでいたのでしょうね。 正規の電気の通り道であるアースクリップが外れたため、溶接機の電流はケースにつながったアース線を通り、さらに家の中のアース線を通って作業台につながったアース線を通ったのだと思います。 この事故は「溶接機の二次端子をアース(接地)につなぐ」という余計なことをしたから発生したものです。 電気がかかる溶接機の二次側端子には接地線は接続してはいけません、アースクリップが外れていたら二次端子は宙に浮いていて電気が流れないという当たり前の状態にしておけば何も起こりません。 だって一次端子とケース・一次端子と二次端子・二次端子とケースの3点の耐電圧もしくは絶縁抵抗を試験して感電対策に万全を期しているメーカーの思いが、二次端子に接地線をつないだことによってブチ壊しです。 アースは取れるだけ取った方が安全と思っている若干呆け気味の頑固なご老人がしたことだと思いますが、極めて特殊なことですから「こんなことが起きたら困る」ということは考えない方が良いと思います。 と言うことで溶接機のケースは家のアース線に接続してください、一次側の線がケースに接触するということが起こったら瞬時に漏電ブレーカーが飛んでくれます。 自分でアース棒を打ち込んでもD種に見合う接地効果が得られないことがありますからあまりお勧めできません。 また電圧の低い二次側の線がつながる作業台の接地ですが、溶接機の中で一次側と二次側が接触するという考えにくい故障が発生した時の対策にはなります。 もしもご心配でしたら家のアース線につないでください。 とにかく電力会社の電気は変電所で片線を接地しているから家庭で接地側(ケース)に接触させたら地面に電気が逃げて変電所に戻るのですが、溶接機の電気は溶接機の中で電力会社の電気とは絶縁されていますから溶接機の電気は地面に逃げません、溶接機の+端子から出た電気は溶接機のー端子に戻るしか行き場所が無いのです。 しつこいようですが電力会社の電気と溶接機の電気をゴチャ混ぜにして混乱されないようにしてください。 「アレもコレもアース(接地)しておけば安全」なんて考えていたら、最初に書いたような「溶接機の電気が通り道を探して家の中のアース線を通った」ことが起こります。
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