美大。 高いお金を払って勉強しても、そのへんのデザイナーになるだけの人が大半な気がします。 別にデザイナーを下に…

Question

美大。

高いお金を払って勉強しても、そのへんのデザイナーになるだけの人が大半な気がします。
別にデザイナーを下に見てるわけではないです。立派な技術だと思います。でもデザイナーになって企業にこき使われるために高いお金払って予備校にまで通って美大入るんですか？

補足

デザイナーになりたくてデザイン科に入って、卒業してデザイナーになるのは素敵ですよね。
でも油絵とか彫刻とか学んでも結局なるのはデザイナーですよね。そういう人たちって画家になりたくて入ったけど諦めたんですか？

Answer 1

>油絵とか彫刻とか学んでも結局なるのはデザイナーですよね。そういう人たちって画家になりたくて入ったけど諦めたんですか？
→違いますよ（苦笑）。

確かに、美大で油絵とか彫刻とか学んだ後、
企業でデザイナーとして仕事をする人はいます。
そういう人にとって、
デザイナーの仕事は副業か、あるいは、
油絵や彫刻を続ける手段なんです。

油絵や彫刻などの創作活動を続けるためには、
お金が必要ですよね？
そのお金を、デザインの仕事で稼いでいるんです。

あなたは、
「画家や彫刻家としてお金を稼ぐべきでしょ！」
と言うかもしれません。
でも、お金を稼ぐためなら、
注文主の求めに応じて
描きたくない絵、作りたくない彫刻を
手掛けなければならないことがよくあります。
それを嫌がるアーティストは多いんです。

本当に創りたい作品で勝負したい。
自分が創りたい作品しか作りたくない。
自分の志は絶対に曲げない。
だから、そんな環境を確保するために、
あえて、別の仕事で生活費を稼ぐ。
そういうことなんです。

傍から見ると、そういうアーティストの創作って、
ただの趣味でやってるようにしか見えないかもしれません。
芸術を理解しない人は、
「作品が売れてお金を稼げているかどうか」
という観点でしか、作品を評価できませんよね。

でも、一方で、
世の中には、美術を見究める目を持った人もいます。
美術を見究める目を持った人は、
売れているかどうかに惑わされず、
作品の価値を正当に評価します。
「この作品、売れないだろうけど、
アーティストの情熱がほとばしっていて、すごい！」
とインパクトを与える作品って、
世の中には結構存在するんです。
あえて別の仕事で生活費を稼ぐアーティストって、
そういう作品を創りたがっているんです。

Answer 2

＞そのへんのデザイナーになるだけの人が大半な気がします。

そのへんのデザイナーに是非なりたいと思う人も多いですよ。
デザイナー職に誇りを持っている人もたくさんいるし、更に上を目指している人もいるでしょう。

＞でも油絵とか彫刻とか学んでも結局なるのはデザイナーですよね。そういう人たちって画家になりたくて入ったけど諦めたんですか？

さあ…それはいろんな人がいるのでは。
諦めた人もいるでしょうし制作を続けている人だっているでしょう。
絵は一生できるんで。

いずれにしろ人それぞれ、いろんな価値観がありいろんな生き方があります。
質問者さんは質問者さんの価値観で生きて行けばいいだけの話かと。
皆それぞれが一番いいと思う生き方をする、そしてお互いにそれを尊重する、それでいいんじゃないですか。

Answer 3

アート系でも就職前提な人は居るよ。ゲームやアニメのアートワークに携わったり、フィギュア等の立体造形やる様な仕事ならむしろそういうルート辿ってるほうが強いし。
まあそういう打算的な行動ができるのはレベルの高い美大の生徒だけだろうけどね。