解決済み
高卒公務員試験は地方国立大や難関私立大より難しい、と言われているのは本当なのでしょうか?知り合いには1ヶ月しか勉強してないが合格した子などがいるのですがそんなに狭き門なのでしょうか?
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民間企業で面接官など採用活動に関わっており、その経験をもとに高卒公務員試験の面接・討論・作文のサポートをした者です。 「高卒公務員試験に合格する者は、地方国立大に合格できるレベルが必要」とよく言われます(…難関私大というのは初めて聞きました)。 この言葉は、私が経験したことから判断すると、「筆記試験のこと」と思われている点では誤解があるが、「最終合格のこと」と考えれば、大きく間違っていないように思います。 正直なところ、高卒程度公務員の筆記試験や作文試験は、地方国立大学に合格できるレベルなんて無くても合格できます。 人気の団体や職種では難しいところもあるかもしれませんが、総じて簡単です。 高校の勉強をそれなりに行ってきた人(=勉強の仕方が分かっている人)ならば、半年どころか3カ月の勉強で合格水準に達するでしょう。 実際に私がサポートした人は、高校2年生最後の河合塾模試が5科目で偏差値48でしたが、3年生6月頭に部活を引退してから書店の問題集で勉強し、たった3週間で6月末の筆記試験に合格していますし、9月以降も全ての筆記で合格しています。 ただし、高卒公務員試験の多くは、最終段階で人物試験(面接や討論)を行います。 これは、筆記試験や初期の面接をクリアした人たちで少ない採用枠を争うことになるので、突破が非常に困難です。 加えて言えば、もしも大卒程度の面接であれば、論理性や説明力・問題発見能力といった「能力」を評価する余地が大きいですが、高卒程度の場合は「素の人間性」に軸足を置いて評価する傾向が強いので、人物試験対策が「行いにくい」という面があり厄介です。 こうした状況にあるので、高卒公務員を目指した人は筆記の簡単さとは裏腹に大苦戦します。 そうして結果だけを見ると、地方国立大学を目指して受験して合格した人の割合と、高卒程度公務員を目指して受験して最終合格した人の割合は「概ね同じ程度」になるように思います。 もちろんこの認識は、知人を介して情報を集められた「ある都道府県の、偏差値55~65の3つの公立高校」での「各2~3年度程度の進路実績」と「進路志望」から類推したものです。 あくまで感覚的なもので、証明できるようなものではないですが「高卒公務員試験で最終合格する難易度」を表現する言葉として、ある程度「的を得ている」と思います。
なるほど:1
地方の市役所とかだと未だにコネがありますから、どれだけテストが出来ても受からないケースがあります。逆に強力なコネさえあれば勉強しなくとも受かります。 そう言う意味では田舎の公務員はあらゆる大学よりも難しい場合もあるでしょう。 国家公務員や地方でも都市部の役所や県庁などなら間違いなく実力で入れると思います。
なるほど:1
>高卒公務員試験は地方国立大や難関私立大より難しい、と言われているのは本当なのでしょうか? そんな話を聞いたことがないなぁ・・・。試しに本屋で高卒程度(初級)の問題集をめくってみたら?
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