解決済み
こんにちは。 鍼灸師・柔道整復師・その他代替医療系の職業に従事されている方へご回答いただきたく思います。 皆さんが思うリアルなところ、そして金銭面を中心に教えていただきたいです。私の彼女は高校を卒業後、柔道整復師の資格を専門学校へ通い取得し、柔道整復師として3年ほど働いた後に、仕事を辞めてもう一度専門学校に通いなおし、今年度に鍼灸師の資格を取得する予定だそうです。卒業後は地方でチェーン展開している整骨院で働くようです。 私がこのような世界に関してはこれまでの人生で全く触れる機会がなかったことと、私が話を聞く限りに思ったことは、 ①6年の通学に費やした学費(数百万円)とその期間の機会損失、今後の年収等を含めた金銭面の費用対効果の問題 ②女性が結婚した場合、正社員としてのフルタイム勤務は現実問題として不可能に近く、パート形態での勤務に切り替えざるを得ない→莫大な金をかけて資格を取得した割に給料が低くなる ③美容鍼をやれば儲かる、開業すれば儲かる、超高齢化社会に突入することで訪問治療などの需要が大きく儲かる…など、このようなことを言っているために彼女のやりたいことが不明確でよくわからない、かつ思考が短絡的で浅いように感じる(開業してビジネスを続けていくようなビジネス感覚が備わっているとは到底思えない) ④西洋医学に比べてエビデンスに乏しいところが多く、理論的根拠に欠ける部分が多い(針を刺して、患者が効いたといえばそれでよし、というのは医療としてどうなのかと思う) ⑤町には整骨院・接骨院・鍼灸院があふれているのに繁盛して儲かっているようには見えない ⑥医学そのものに対する知識の薄さから、仮に副作用や未知の現象が起きた場合に対処できるとは思えない そもそも西洋医学と東洋医学を比較すること自体が間違っているのはわかっていますが、西洋医学の施術者(つまり医師)は、勉強を重ね大学は医学部に通い、最低6年間のなかで研修等を経てやっと医者として働くことで医者のレベルの収入を得ているのではないかと思います。学会などの最新の医療を学び続けることも大事とされていますし…。 対して、高校まで大した勉強もしなかった人間が3年間専門学校に通い、勉強をして、その後その道で働いたとしても、どこに針を刺せばいいのか、そしてどうなることが多いのかくらいは臨床経験からある程度はわかっても医学そのものに対する知識は薄く、両者のレベル差は甚だしいのではないかと考えています。 一部の大学等では東洋医学・鍼灸の研究が進められているそうですが、やはり日本の医学の主流は西洋医学であり、その点は今後社会保障費の見直しが進んだところでそう簡単には変わらないのではないかと思っています。(利権なども関係してくるでしょうし) 超高齢化社会に突入し、確かに予防医学や訪問治療などの需要は一定数見込めるかもしれませんが、そもそも今までよりも日本の人口減少にともない全体のパイが減ること、そして寿命が延びたからと言って場合によっては自費で鍼治療を受けられるある程度たくわえのある高齢者が一体どの程度いるのか、美容鍼は最近の流行による一過性のブームであり、今後は廃れていくのではないか、また、効果は数日しかないのに数千円から万単位のお金を払える客がどの程度いるのか…、開業しないと収入は上がらず下手すると生活もままならないという業界構造の根本的な問題、対人施術であるため事業拡大をしてもそこまで規模の経済性が働かないというビジネスモデルの構造…。言い出すときりがありませんが、このようなことを思っています。そのような世界で、レベルの低い施術者が多く、できることの限界がある…だからこそ収入の水準も基本的に低いのかなと。 そもそも仮に鍼灸の世界が素晴らしいものであるとしたら、よくわかっていない素人である私にその良さを伝えられることくらいできなければ話にならないと思うのですが…そこまで伝わってきません。 一応国家資格として認められている以上、その中身はすべてプラシーボ効果だったということはさすがにないのではと思いますが、はっきり言って実態はよくわからないと思っています。 結局、「夢のある世界だよ」というような言葉で誘った専門学校が甘い蜜を吸っているだけなのかな、と思いました。 私にはこの仕事しかない(後に引けない状況である)から、応援してほしいといわれましたが、私にそれができるのかは微妙なところです。 長々と書いてしまいましたが、彼女があまりに楽観的であることと、様々な意味で私が理解に苦しむ部分が多いことがあり、質問をさせ好きという気持ちだけではこの先一緒に生きていけないだろうと思っての質問であることをご理解いただきたいです。 ご回答よろしくお願いします。
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①金銭面の費用対効果の問題 お金の問題からすれば、大赤字でしょうね。 鍼灸自体需要も少ないので、美容鍼と看板を掲げたところで 実績に何もなければ、直ぐに潰れるでしょう。 少なくとも、鍼灸に美容を改善する効果などないのは 分かり切っていること。要はエステを同じで、利用者を口車に 乗せて、強引に引き込む手法となるでしょうし それなりに話術、戦略も大きなポイントになりそう。 そういう意味でも、臨機応変な知能も必要になるかと。 要するに商売に対しての、対応力という問題に なるかと。それが無ければ、早晩引き上げることになりそうです。 ②雇われの場合、自由な時間は殆どないと言っていいでしょう。 共働きで片手間で出来る商売ではないと言えます。 さらに、雇われなら給料は、一般の会社員の半分もないはず。 朝早くから夜中の遅くまで働いても20万も行かないでしょう。 ③美容鍼が儲かるのなら、とっくに周りはそういう業者だらけに なりますが、実際は、お目にかかることはほぼありません。 つまり、そんな程度なんです。 開業を促すコンサルタントなどの誘い、宣伝に安易に 騙されないよう注意することです。 恐らく、その内容を調べもせずに、騙されている感がありますね。 今後の事を考えるのなら、もっとじっくりと その内容、現実を話し合う事です。たぶん、こういっては何ですが 貴方の彼女は、何も調べてはいないと思います。 下手をうてば、とんでもない借金だけが残ります。 後悔後に立たずとも言います。 ④断ってきますと、東洋医学というのは実は医学では ありません。現代医療に対抗して、鍼灸整骨院等の業界が 勝手に、そうアピールしているだけのものです。 医療のように、研究や、学会等で討論することもありませんし 世界規模で、世界の研究者が切磋琢磨し、競い合って 新しい知見、技術を編み出すことも一切ないのです。 というか、医学自体を東洋医学が研究することもありません。 そもそも、鍼灸や整骨院系は、医療や学問などではなく 商売というカテゴリーの側面が強いと言えます。 知識レベルも極めて低く、一般に勉強などしませんし 勿論学会などに参加することもありません。 ただ、教科書の通りに作業をこなすのみと言えます。 なので、効果の確認などしません。作り笑顔と、威勢のよさで サービス面で商売している業者の方が圧倒的に多いでしょうか。 というか、効果に対しての、判断が出来ません。 医学というものを本当の意味で理解している 鍼灸、整骨院はこの世に存在しないのですから。 なので、医療と違って、その治療法や行動自体を 法的に大きくせ制限されています。 診断、治療、投薬等は一切禁止されています。 ⑤鍼灸、整骨院は実際には、それほど需要自体がないというのが 本当のところです。 ただ、整骨院の方は、法的には数日以内の打撲、捻挫、肉離れ しか扱えないことになっているのですが、実際はそれらのお客は 医療機関に行きますので、実際は肩こり、腰痛などの 慢性疾患のお客がメインになります。 もしくは、骨盤矯正とか、ゆがみ矯正などという ありもしない行為などをうりにしている、インチキ業者が 圧倒的多数です。看板を見れば、概ね想像つくでしょうが。 つまり、何れにしても、採算が取れない、ダーティーな行為に 足を踏み入れざるを得ない業界と言えます。 ⑥医学的には、普通に素人レベルです。 知り合いの医師に言わせると、滑稽だそうです。 なので、当然トラブルは、常に付きまといます。 国民生活センターにも、多数の苦情が届けられている というのが現状の様です。グレーもしくはブラックな業界 ゆえ、ある程度は仕方のないところかもしれません。 ブラックさは鍼灸に関しては、それほどではありませんが、 そのかわり、かなり収入は厳しいと言えます。 生きていくのが精いっぱいという程度。 整骨院も法令遵守するなら、現状維持が精いっぱい。 ただ、こちらは、保険請求が容易にできますので 違法に慢性疾患を取り扱って、違法に保険請求する業者が 99%。末端の業者から、それを統括する組織まで ブラックと言った状況です。 モラルが無くても問題ないなら、良いのかもしれませんが。 参考までに覗いてみて下さい。 https://honne.biz/job/s1390/
なるほど:2
西洋医学自体もエビデンスが必ずしも確立されてる訳ではないのはご存知だろうか? 薬なんていい例で、作用もあるが副作用もある。 薬自体毒の様なものなのにね。 日本の医療は西洋医学に偏りすぎていて、医師会の独裁的な部分は否めない。真に国民の健康や医療福祉に貢献してるか?と言われたら必ずしもそうではない。 国民の多くは西洋医学の副産物である副作用や無駄な治療、投薬の犠牲者さ。 君は大局は理解してる様だが、肝心要な部分には目を向けていない。 あとエビデンスがあるからどうとかないからどうという見方は古い見方です。 鍼の作用機序については現代科学でもようやく見えてきた部分がある。 未知な部分は脳のコネクトーム研究でも同じだけど? ってか、貴方どんだけ医療知らないの?(笑)
なるほど:4
今はまだニセ医学扱いされているが、磁気療法を研究している。磁気療法は現代医学の薬物療法をはるかに上回る最強の治療法です。どのような病気が、どのように治るのか、それは、IDをクリックして知恵袋回答一覧をお読みください。 磁気を使えば、大部分の病気は患者が自分で即効的に治すことができる。現代医学の薬物療法の大部分は、まもなく磁気療法が取って代わるでしょう。患者たちは、病院に行かず、薬局で薬を買うこともなくなる。そのために、医師や薬剤師たちの仕事がヒマになることは避けられない。 さて、鍼灸などの代替療法ですが、漢方薬などとともに消滅することになる。有効性に低い代替療法で治療する患者はいなくなる。ケガを対象とする柔道整復師なんかは少し残れるかもしれないが、風前の灯状態となるでしょう。医療業界から逃げ出す準備をしたほうがよい。
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