私の顧問税理士の営業指導をしてあげています。 士業仲間で税理士が診断士資格を取る人が結構います。 師事している先生の請け売りですが、税理士は過去会計、診断士は未来会計を担当します。 医者で説明するなら、税理士は、検査を主体としたかかりつけ医師みたいなもの。 検査結果を見せて、肝臓が弱っていますねえ。糖尿病ですと言われます。 先生助けてくださいと言われて、処方箋や手術が出来ないと、救えない。 企業で言うなら、税務会計は税金を適切に納めるため、及び、それを参考に投資家が投資する目的で企業の働いた結果をまとめ上げるのが過去会計。税理士が担当します。 診断士は、検査結果を参考に、管理会計をまとめる指導をして、その精検結果から、利益計画を策定することや、国の補助金を申請したり、経営戦略上どこの顧客がいるのか、知財をどう取得するのか活用するのか、サービス業ならどう人材確保するのか、ムダな仕事はどう排除して、管理会計の結果を改善するかを担当します。 財務会計は、その結果を見るだけです。 税理士でも営業センスが有れば可能ですけど、製造業やサービス業の工程改善指導が出来ないと売り上げや利益を出せない。 顧問税税理士も、事務所の利益計画に悩んでいたので、相談しました。 私の士業も、いつ資金投入すれば節税になるかは税理士に相談しますけどね。 例えば、社有車代えたいけど、いつにしようかって相談。 先生、期初にここまでの予算で行こうかとか、私の作成した中期経営計画を見ながら、じゃあ、ここで借り入れを増やすとこれだけ節税になるって具合。 診断士も、財務と管理会計は重要な試験科目ですから、相応の作業は出来ますが、その作業自体は誰にでも出来ること。ここにドメイン(生存領域)は無いから手を出しません。 中期経営計画は税理士では出来ない人が多い。 私の場合は、顧問先で、新規事業開拓で開発指導をして、特許を弁理士と調整して、出願して、優先権主張を使って販売先国に出願。 その費用は、ものつくり補助金等を申請(これが面倒で通らない)して、補助を引き出したり、国の監査対応を指導します。 顧問先の税理士、社労士と連携して、作業をしていきます。 こういう仕事していると、オファーがたくさん掛かってきますが、とても裁けないので、お断りすることが多い。 1案件当たりのフィーは税理士や弁理士よりも数倍から実績のある人は数十倍以上は高いです。数をこなせないので。 ただし、医者と同じで藪医者には仕事は来ない。 税理士は、納税作業ならそれほど差は出ないので食えるようですが。 最近、中国や新興国からのオファーもかなり多いですね。電気自動車の開発で、工場がうまく稼働しない。工場を作り代えて欲しいなどです。これは税理士では無理でしょうね。 いずれにしても、医者と同じで専門医で臨床経験が豊富で無いと勤まらない。
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