解決済み
簿記2級を勉強中です。
簿記2級を勉強中です。全部原価計算と標準原価計算でなんで利益が2つもあるのだろうと調べたら 会社が公表するデータは全部原価計算で、自身の生産活動を見直すために直接原価計算を行う という記述を見たのですがこれはあっていますか？ そうであれば、同じ利益を出している会社が2つあっても在庫を抱え続けていくと経営が悪化していくということですか？
すみません標準原価計算でなく直接原価計算でした 在庫を抱え続けると利益を出していても倒産するという話を聞いたことがあったので、全部原価と直接原価が関係あるのかなと
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回答（4件）
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まず、会社が提出する財務諸表は、全部原価計算か標準原価計算により作られたものでなくてはいけません。直接原価計算により作られた財務諸表は認められませんん。 当然ですが企業内部ではどんな資料を作ろうが勝手なので、直接原価計算で作られた財務諸表を作っているだけです。こっちの方が原価管理が行いやすいので。
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＞全部原価計算と標準原価計算でなんで利益が2つもある 直接原価計算と全部原価計算の間違いですよね。 ＞会社が公表するデータは全部原価計算で、自身の生産活動を見直すために直接原価計算を行う これは合っています。経営者にとってのぞましいのは、変動費と固定費に分けて把握する直接原価計算ですが、固変分解が恣意的になりやすいなどの理由から、株主や社会などからの承認を得られにくいです。基準においても、直接原価計算を公表する場合においても、最終的には固定費調整して全部原価計算のものも表示しなければなりません。 ＞同じ利益を出している会社が2つあっても在庫を抱え続けていくと経営が悪化していくということですか？ 仮にどちらの原価計算方法においても黒字であったとしても、倒産の危険はあります。たとえば、売上高が多くて黒字でも、売掛金がなかなか回収できず、その間に仕入材料の支払手形を決済しなければならない場合、手形の不渡りによってほぼ倒産です。
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そうであれば、同じ利益を出している会社が2つあっても在庫を抱え続けていくと経営が悪化していくということですか？ といういみが、よくわかりませんが、原価計算基準６（１）に、「すべての製造原価要素を製品に集計する。」となってますので、固定製造原価の取り扱いを期間的対応とする直接原価計算は、公表用財務諸表に用いることは認められませんが、経営者層に、販売量の増減と営業利益が同一方向に変動する直接原価計算は、受け入れられやすいという性質があり、直接原価計算から全部原価計算への調整方法として固定費調整といったものを学びます。 原価計算論のちょっとした書籍をみると次のような事例が、どの書籍にも記載があると思いますが。 販売単価＠100円 固定製造原価4,000円 その他の原価は生じない。ことを前提として 1期 生産量100/販売量50 ＊＊＊＊＊/期末50 2期 期首50/販売量60 生産量10/ 3期 生産量45/販売量45 の場合、 全部原価計算では 1期 売上高5,000 売上原価2,000 営業利益3,000 2期 売上高6,000 売上原価6,400 営業利益0 3期 売上高4,500 売上原価4,000 営業利益500 一方、直接原価計算では 1期 売上高5,000 売上原価4,000 営業利益1,000 2期 売上高6,000 売上原価4,000 営業利益2,000 3期 売上高4,500 売上原価4,000 営業利益500 と全部原価計算では、販売量の増減と営業利益が同一方向に変動するとは限らない一方で、直接原価計算では、同一方向に変動していることがわかり、この性質が、経営者層の受けがよく、まら利益計画の段階での作成する資料としては優れているというわけです。 全部原価計算と標準原価計算を比較するのではなく、全部原価計算と直接原価計算とを比較して考えるものです。
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比較する対象がおかしいです。 全部原価計算と直接原価計算 ～固定費を製造原価として処理するか、期間原価として処理するか～ 実際原価計算と標準原価計算 ～原価を実際（価格、消費量）で計算するか、標準（価格、消費量）で計算するか～ なので、直接標準原価計算というのもあります。 固定費を製造原価に含めた場合、在庫があると必然的に在庫にかかる固定費は翌期以降のコストになります。固定費を期間原価処理した場合、全額が当期のコストになります。 売上－直接原価（変動費）＝貢献利益 売上－売上原価（売れた商品ぶんの変動費＋固定費） ＝売上総利益
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