基本的にはΘεία Λειτουργίαです。 Θείαは神聖なと言う意味だけれど、λειτουργίαは民の仕事ということです。人が神に対して行う仕事、ということです。 実際のところはこれは一連の祈祷および儀式で、最後の晩さんでキリストが血と肉を使徒に分け与えたのと同じように、信者にキリストの血と肉を分け与える儀式が中心となります。 自分の理解では、正教では1日にわたる一連のサイクルを、カトリックさんではミサという1時間ほどの形式にまとめているように見えます。違ったらごめんなさい。 このための準備なども司祭が行います。 つまり、パンを焼いたり葡萄酒を準備したりとか。もっとも自分はギリシャで農家さんが司祭さんのためにパンを焼いているのを見たことはあります。 聖パンとしては日本で見るものよりかなり大きかった。 この仕事は牧師にはありません。プロテスタントには司祭はいないのです。 あとは洗礼。布教活動。現実的にはたとえば教会から出すリーフレットの作成みたいなことも司祭さんがやらないといけないことが多い。 埋葬式、仏教でいう法事に該当すること。結婚式。 教区での活動、信徒の相談事に乗ること。 水の成聖、さらには家屋、車などの成聖といったことになりますかね。
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