解決済み
大学院に行くか、教員になるか悩んでいます。現在教育大学に通っている3回生です。教育実習を終えて、高校理科教員になりたい気持ちが増していますが、大学院に行ってから教員になるか、学部卒で教員採用試験を受けるかの二択でとても悩んでいます。 英語があまり得意ではないため、大学院に行くとなれば今から必死に英語を勉強します。 大学院に行くメリットとして、初任給が変わることと自分自身の知識が増えることがあると思います。しかし、2年間教員として若いうちから経験を積むことも大切なのではないかと、教育実習で気づかされました。また、わたしは女性なので、もしかしたら結婚、出産などで現場から遠ざかる時期があるかもしれませんし、そのことを考えると早いうちから教員を経験してみたい!と思うところもあります。 大学院に行くべきか、教員になるべきか、どなたかアドバイスをください!
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某大学教員、かつて教員養成系の大学で仕事をさせていただいていました。 結論から言うと、どちらでもいいように思います。 ただ、教育現場では経験がモノをいうということは事実です。なので、早く現場に出ることもいいでしょう。将来的に大学院に行くことに含みを置いておいて、学部を出てすぐに大学院に行くよりは、現場での問題意識を身につけてから、改めて教職大学院などに行かれて、実践経験を生かした研究をして行くことも可能でしょう。 実際、教職系の大学院では、学部卒で教育現場にて、現場で肌で感じた問題意識を当事者的な見方から研究なさっている方が多いです。 質問者様の場合ですと、高校理科教員ということですが、高校理科教員でも、理科教育の内容面での問題意識、具体的には教材開発とか、興味のない生徒への指導法など、理科教育法や教育方法論的な意識を持たれている方もいらっしゃいます。あるいは、元々は理科教員だったのだけど、生徒指導などに携わり、そちらの方面からの問題意識から生徒指導論的な意識を持たれている方もいらっしゃいます。 その意味では、一旦、現場の経験を積まれてからの方が、研究面でも広いことから見ることができるので、有用ではあると思います。 その点、学部からストレートに上がってきた教職系の大学院生は当事者意識が薄くて、やや学問的な研究になってしまう面がありますね。どうしても、学部時代の延長のようなこと、卒業研究の延長のようなことになってしまうことが多いのです。 それから、教職大学院に現場の教員が入る場合、各都道府県によって事情が異なりますが、在職学校が公立学校であれば、教育委員会からの派遣となると、入試は面接だけのことも多いです。私学の場合でも、ほぼ同様です。長期研修の扱いで、大学院在学中も給与が出ます。かって教員養成系の大学で仕事をさせていただいたときには、私よりも給与が多い大学院生がいましたよ^^; ただし、教育委員会の派遣をいただくには、何年か待ちます。教育委員会の方に研修計画、ようするに教職大学院での研究計画を申請なさって、それが認められてから(ここだけでも1年以上はかかるようですが)、順番待ち(現場人員に支障が出ては困りますから)で、何年かお待ちいただくことになります。 最終的なご判断は、質問者様の人生がありますので、最初に書いたように、結論かとしては、どちらでもいい、ということになってしまいます。 女性なので、もしかしたら結婚、出産など......ということを書かれていますが、教職大学院にいる間に妊娠出産した猛者もいらっしゃいましたよ。入学式のときには一人で、卒業式では赤ちゃんを抱いて!。きちんと既定の年数で、現場に戻って行かれましたw(゚o゚)w オオー! なので、その場になったら、何とかなるものだと感じたことがありましたね......。
なるほど:3
今年度、現役合格した者です。 結論から言わせていただきますと学部卒で受けた方がよいです。 理由としては年々募集人員が減る傾向にあるためです。大学院に行ったからといって合格する可能性が上がるわけでもなく、仮に2年いったとしても受ける頃には募集が減り、なりにくくなるリスクがあります。 ご懸念の通り、教員という仕事は特殊です。一般企業でしたら大学院に行っているということは一つのステータスですが、教員は何よりも経験の方が重要視されます。 しかし、どうしても大学院に行きたいということであれば、まずは教員採用試験に合格することです。自治体にもよりますが、中には教員採用試験の合格を保留し、自己研鑽という形で大学院へ行かせていただける自治体もあるそうです。大学院卒業後は既に席が用意されているわけですから、再度試験を受けることなく教員になれるというわけです。 ですが大学院にいった人でも大半が落ちてしまうのが現状です。大学院に2年行って受かればよいですが、落ちてしまった時のことをよく考えておいた方がよいでしょう。 がんばってください^^
自分は全然教員免許とか持っていない者で申し訳ありませんが、確かに早く現場に行って経験を積むこともとても大事ですし、大学院でさらに自身の教養を身に付けて現場に出るのも大事ですし、選択が難しいところですね。でも、大学院を出られると専修免許という、普通の教員免許よりグレードの高い教員免許が取得できたかと思いますが、質問者さんの大学ではどうでしょうか?将来のビジョンをどういう風に描いているのか分かりませんが、専修免許があると重要ポストに就きやすかったり、一部は校長、教頭先生になる必須条件になっていることもあります。また、理科ということなので学校の方針次第ですが、実験の演習をしたりすると思いますし、また高校生にもなるべく教科書には載らない最新の情報を分かりやすく伝えるためにも高度な教養が必要となると思います。 どちらかというと、大学院進学を勧めているような回答になってしまいましたが、ご参考になればと思います。
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