解決済み
自衛隊は全員が国家公務員で、消防士は全員が地方公務員ですが、どうして警察官だけは国家公務員と地方公務員の両方がいるんですか?どうして警察だけこのような制度になったんですか?
回答ありがとうございます 追加で質問なんですが、どうして警察庁と都道府県警察の二本立て状態が今なお続いているんでしょうか 全て警察庁の完全傘下に入れば、ナワバリ意識や管轄争いの解消、広域犯罪の対処がしやすくなると思います 今の警察制度ができてから半世紀以上が経ち、国家警察化の声も出る中で現行を維持し続けるのには何か理由があるんでしょうか
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警察国家になると勘違いしているにわかがいますね。 戦前の警察が弾圧をしていたのは事実です。しかし、それを許していたのは"令状主義"でなかったせいです。 現在の日本では徹底して令状主義が取られます。逮捕するにも令状、捜索するにも令状、差し押さえにも令状、といったように。戦前にはこの令状主義がありませんでした。だから弾圧が蔓延っていたんです。 警察を国家警察化したらまた弾圧が起きる、というのは共産主義者の常套句です。共産主義者が日本を潰してきた過去の方がよほど重大です。 共産主義者でないとしたら、それはマスコミの間違った情報を鵜呑みにしている愚かで学のない人間だけです。 前半愚痴になってしまい申し訳ありません。あまりにもレベルの低いデマ回答を見つけたので、、、 質問者さんの回答に答えます。 自衛隊(=軍隊)を地方公務員にしてしまうと、クーデターの危険があります。ですので大抵どこの国でも軍隊は国家公務員です。 消防は、昔は警察の一部分でした。GHQの占領政策によって消防士は独立し自治体の傘下に入りました。 警察も自治体警察になる予定でした。アメリカの警察も完全に自治体制で、国家公務員の警察官は存在しません。アメリカ式の警察にしようとしたのです。 こうして「自治体警察」と「国家地方警察」という2つの警察組織が誕生しました。自治体警察は市に置かれます(横浜市警察、名古屋市警察、といったように)。 国家地方警察は、自治体警察の管轄外の地域を担当します。 しかし、警察費用はかなり高額で、財政が厳しい自治体では警察を運営するほどの金が確保できず、急速な勢いで自治体警察は消滅していきました。 そして1954年に警察法が全面改正され、現在の新警察法が誕生しました。 新警察法によって誕生したのが「公安委員」「警察庁」「都道府県警察」です。 公安委員会は、国家公安委員会と都道府県公安委員会の2種類があります。 警察の民主的・政治的中立を確保するための委員会です。警察を政治家の支配下に置いてしまうと、選挙や国政で対立する政党や政治家を監視したり不当に逮捕したりして権力を乱用する恐れがあるからです。 しかし、実態は何の機能も果たさずただの名誉職と化している税金泥棒集団です。 警察庁は、警察行政や企画・立案をする事務組織です。内閣府国家公安委員会の特別の機関として設置されます。 捜査権や警察権などは持ちません。 都道府県警察は、実際に犯人を逮捕したり犯罪の捜査をする機関です。 警察庁に勤務している警察官と、階級が警視正以上の警察官は国家公務員で、巡査〜警視の警察官は地方公務員です。 国家公務員の警察官が都道府県警察の幹部を務めます。交番にいる警察官は地方公務員ですが、トップである警察本部長は国家公務員です。 警察を完全な自治体警察にしてしまうと、その有力者や県知事とズブズブの関係になる可能性があるからです。 例えば大津市のいじめ自殺事件の対応です。滋賀県警が完全な自治体警察だったらと考えると恐ろしいです。 ただ、逆に完全な国家警察にしてしまうと下の回答者のような学のない連中や共産主義者たちがこぞって反対します。 というか、今の警察法を作った1954年当時も国会は荒れに荒れました。荒らしたのは共産主義者でした。いつの時代も国を潰すのはバカと共産主義者です。 質問者さんの言う通り、国家警察になればナワバリ意識も管轄争いも改善されるでしょう。しかし、国家警察をどのように管理するかも課題です。公安委員会みたいな役立たず集団よりももっと高度な組織が必要です。 長くなりましたが、このような経緯で現在の警察が誕生しました。
3人が参考になると回答しました
警察庁は各地方自治体の警察(道警・県警・警視庁)を統括する組織ですね。乱暴に言うと、書類仕事をする組織です。 消防庁は総務省の組織で、職員は国家公務員です。国家公務員試験を受けて採用されます。 東京消防庁というものがありますが、これは東京都のローカル組織です。警察庁と警視庁の相違と思って良いかと。警察長と消防庁で実務業務内容面での相違はあるようですが。 自衛隊は軍なので(という言い方をすると反論されそうですがw)国家特別公務員ですね。
1人が参考になると回答しました
簡潔に説明しますと 1・GHQ主導の戦後の改革でまず警察権力の分権化のために自治体警察中心の警察制度を作り上げました。 これが現在の都道府県警察本部の始まりです。したがってここに勤務する警察官は地方公務員となります 2・占領期が終わり主権を回復したあと、それら自治体警察中心の制度の見直しが行われ、各都道府県警察本部を緩やかに統括するような中央(国家)組織の新設が行われることになりました。 これが現在の警察庁となります。当然ここに勤務する警察官は国家公務員となります。 以上のような理由からです。
基本的に、警察は各地域ごとの地方公務員なのですが、 アメリカのFBIの様に管轄に縛られず活動できる機関も当然必要だからですよ。
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