大学の研究者(任期なしの専任教員)になるには,企業の研究者になるより難しいといわれています. 大学の研究者(大学教員)になるには, ・博士課程に進学して,博士号を取得する. ・その後,博士研究員(任期付研究員)として働かせてもらえる研究室を自力で探す.(博士研究員はフリーターのようなものです) ・無事,博士研究員としてどこかに雇ってもらえたら,他の博士研究員よりも優秀な研究成果を残しながら,大学の教員公募(任期付助教)に応募する. ・無事,大学の任期付助教として採用されたら,優れた研究成果を残しながら,任期無しの教員(助教,講師,准教授)の公募に応募する.もちろん任期の間に採用されなければクビです. ・晴れて,任期無し教員としてどこかに採用されれば,企業でいう正社員になり,安定した収入も得られます. 上記が比較的良く見られるパターンですが,この限りではありません. 通常,博士課程の時に指導教員から「研究者としての素質・才能が無い」と思われると,将来食いっぱぐれることを心配され,たいていは企業への就職を勧められます. また企業では,特許で評価されることが多いですが,大学では,特許をいくら出してもほとんど評価されず,査読付英文ジャーナルの本数で評価されます. 研究環境の整った大学に採用されるには,査読付であれば良いというわけでなく,インパクトファクター付でかつ権威ある論文誌に掲載されたジャーナル実績を多数残せる実力がなければなりません.(そのほか,外部資金獲得実績や受賞実績は多数あって当然となります.) 但し,いわゆるFランク大学の教員には,比較的簡単になれると思います.研究者として優秀でなくても大丈夫なのではないでしょうか.ただし,数年後もその大学が存在しているかどうか(潰れていないかどうか),,,というところです.
企業で研究者というのは ・優秀である事 ・企業の意向に沿った研究内容であること が入れる条件です。 平たく言えば上位校でなければ、いりません。 更に言えば、某企業の研究所では、東大、早稲田、院卒当たり前ですが ・半年ごとに特許がとれること。とれなければ飛ばします。 ですから、研究施設に居続けていることは、上位校出の人でも至難の業です。 大学の先生の言葉は ・君には無理 と言う事では。 まともな研究所なら、採用しません。中途なんて。
企業からはほとんど大学などの研究職には転職できません。その理由は特許などの関係で学会誌に論文載せないからです。載せる場合も個人名は少ないです。企業秘密として囲い込みます。すると公募の時には業績がほとんどないことになります。 また 企業の研究職(30代半ばでは少数)に人の給料は大学教員の倍はありますので、移りません。本人が移りたいと希望するのは50歳代で、もう 企業では研究職を首になる年齢です。そんな人は大学では迎えません。
高校の同級生が、京大の理学部卒業で、ずっと研究者として働いてます。 期限付きの研究を渡り歩いてます。 企業での研究は一切考えなかったと。 そのような働き方が良いのか 利益のための研究を企業でする方が良いのか、よく考えておくべきです。
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