扶養範囲内と社会保険について。 派遣パートで、103万円以内で働く予定でしたが、今のままだと越えてしまうので、10月1…

Question

扶養範囲内と社会保険について。
派遣パートで、103万円以内で働く予定でしたが、今のままだと越えてしまうので、10月11月で調節しようと思っています。
派遣先に伝えると、2ヶ月続けて給料が88000円以上だと、社会保険に入らないといけないと思うと言われました。
社会保険については、派遣会社からは何も言われていません。
今から調節しても、扶養範囲内にはならないということでしょうか?
扶養範囲内と社会保険はまた別の話でしょうか?
年間103万円以内であればいいと思っていたので、焦っています。

Answer 1

「扶養範囲内」は、危険な言葉と知って下さい。立場・用途によって、指すものが変わってしまいます。注意して使わないと、誤解が生まれます。

まず、第一の問題は、あなたは妻（配偶者）なのか、子なのかです。
取りあえず妻だとして書きましょう。妻ならば、今年からは、103万円はほとんど意味のないことに変わりました。103万円を超えても、大きな変化（負担）は生まれません。数百円レベルからの所得税・住民税が徐々に掛かるだけです。
ですから、妻は103万円以内に抑えて働く必要などなくなったのです。妻には「103万円の扶養範囲内」は死語なのです。

一方、
＞ 派遣先に伝えると、2ヶ月続けて給料が
＞ 88000円以上だと、社会保険に入らないといけない
の話は、その派遣先が大会社とかで、短時間労働者への社会保険適用を拡大している場合です。先ほどの話は、あくまで税金の話で、こちらは社保（健康保険＋年金）の話ね。
週勤務時間20時間以上、月給8.8万円以上などの条件を満たすと、社会保険に加入させる義務が生まれる会社ってことです。派遣先の義務なので、派遣会社から言われてなくても不思議ではありません。

さて、この義務が発生するならば、社会保険に入らざるを得ません。会社が罰せらるる義務ですから、応じねば、クビを切られる恐れさえあります。

このような仕組みを理解された上で、「社会保険には入りたくない」と思われるなら、勤務時間数は週20時間未満、月給は8.8万円未満で勤務したい旨、申し出られましょう。